JUSTICE FOR ALL ～ANNEX～

美しい海辺が広がる港町。交通事故で母親を亡くしたばかりの少年・透は、ある日、海岸でひとつの卵を拾った。やがてその卵から、カメに良く似た生き物が誕生する。透はその生物を"トト"と名づけ、父親に内緒で飼いはじめるが、トトは透の予想をはるかに上回る、驚異的なスピードで成長していく。やがて、火を噴き、空を飛ぶようになったトト。透が「トトはガメラではないか」と気を揉むなか、街に正体不明の巨大生物が出現して…。


平成ガメラ3部作とは全く違う解釈であり、続編ではない。それでも3部作ラストの続きを思わせる多数のギャオスとの戦いは秀逸だ。音響効果もすごくて迫力満点。この調子で最後までいってくれたら言うこと無しなのだが、いかんせん今回は子様向けと言うコンセプトがある。ガメラと少年の交流と成長がテーマだ。

序盤、丁寧にETのようなストーリーが進行するが、後半がいけません。とってもご都合主義に話が進んで、それはそれは恥ずかしくなるような演出が。。。

子供向けだからそれでいいんでしょうが。敵怪獣の出現に全く様式美が感じられないのと、ガメラが可愛すぎるのがマイナスポイント。

★★★★★★☆☆☆☆