カテゴリ:本の感想(ま行の作家)
森博嗣『ダウン・ツ・ヘヴン』 ~中央公論新社~ 『スカイ・クロラ』『ナ・バ・テア』に続く、シリーズ三作目。 内容紹介も感想も書きづらい。 ま、書こう。 僕-草薙水素は、パイロット。その腕は認められ、様々な任務を負うことになる。 草薙は、空で、戦う者。地上の傍観者たちとは違う。パイロットには、敵も味方もない。みなが、命をかけて戦っている。相手を尊敬しあっている。 -地上は…どうだろう。 * 読書(感想)は、そのときのコンディションによってずいぶん変わると思う。私は、本書を三日に分けて読んだから、まず、まとまった把握ができているとはいえない。シリーズ物なので、前二作もふまえておく方が理解もしやすかったろう。いずれにせよ、戦闘機や、その操縦に関する用語はほとんど分からないままなのだが。 今日は第三章の後半から読んだので、どうしてもその印象が大きい。けれど、そこは紹介に書くわけにもいかないだろうし(アスタリスクの前のところで、若干言及したかな)。 先に挙げた二作、さらにいえば森さんの作品に共通するものとして、詩的な性格の箇所があることだろう。そして、いろいろと考えさせられる。 森さんの作品を読んでいて好きなときは、なにかの定義がされているところ。本書にもあって嬉しかった。 ーーー アフィリエイトのリンクを使ってみました。画像があったので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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