カテゴリ:本の感想(あ行の作家)
石崎幸二『皇帝の新しい服』 ~講談社ノベルス、2012年~ ミリア&ユリ&石崎幸二シリーズの最新作です(シリーズ9作目にあたります)。今回も島を舞台に、殺人事件の謎に挑みます。 まずは、簡単に内容紹介と感想を。 ーーー 愛媛県の錠前島にある仲津賀神社で行われる祭礼では、神職の娘が花婿候補を選ぶという儀式が行われる。 この婚礼の儀式に参加するという知り合いのため、仁美はミリアとユリに相談し、石崎を花婿候補の一人に推薦しようとする。大企業の重役が、その背後にはいた。 儀式への参加をしぶしぶ認めた石崎だが、彼のもとへ脅迫状が届いた。しかもこの儀式をめぐり、過去に殺人事件が起こっていたことも判明した。 石崎たちは、過去の事件を解決し、今回の儀式では事件が起こらないよう奮闘するが…。 ーーー 読了からしばらくの時間があいてしまい、ざっとした内容紹介しか書けませんでした。 そしてやはり、島での事件、石崎さんとミリアさんたちの掛け合いなど、この安定感が、デビュー作からの読者には嬉しいです。今回はスタンドも登場したのが面白かったです。 それにしても、斉藤刑事と石崎さんの関係の行方やいかに…。 そして、本作からがらっと表紙のイメージが変わりましたね。書店で探すときに、一瞬わかりませんでした…。 *** あけましておめでとうございます。 本年も、よろしくお願いします。 あいかわらず読書ペースはぐっと落ちていますが、ぼちぼちと続けていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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