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親の顔が見たい!という言葉が聞こえてきそうな10代の二人の息子を含む、責任感マッタク無しのふざけた家族。 スェーデンで20年ぬくぬくとトレーニングの日々を送る。
Frejaの日記 [全350件]
5回目の予約の晩、ようやく天気に恵まれて長男と気球に乗った。 ストックホルムは気球で上空を飛ぶ事が出来る世界で唯一の首都という事で、我が家の上に差し掛かった時にはダンナと次男にベランダから手を振らせる事を楽しみにしていた。 気球に乗った事のある人なら知っていると思うが、準備や後片つけは乗客が皆手伝わねばならない。 昔シドニー郊外で乗った時は6-7人乗りの小さな物だったので簡単だったが、今回は25人位乗れる大型なので力仕事だ。 ![]() 最初にパイロット達が風船を飛ばして風向きをチェック。 ここで手を抜くと、ウラル山脈やグリーンランドに着陸するリスクがある。 ![]() 風向きの変わるのを待つ事一時間。 ようやくOKが出たら気球を広げる。馬鹿でかくて重たい。 ![]() ここから気球に空気を入れている間は綱引きだ。 ![]() 気球の右上に注意。 最近の気球には横に穴があいていて、向きを変える事も出来ると言われたが、上空で「左に曲がって」とたのんでも不可能だった。 ![]() 最後の仕上げはこんな感じで。 ここまでは寒くてしようが無かったが、ガスの全開で飛行中は暖か。 ![]() ははは、私達の気球が一番乗りだ、とこんな時にもFrejaは競争意識を忘れない。 ![]() ところが、上空に来た途端に風向きが変わり、 気球は街を離れて海の方へ。 ここは去年レース直前で骨折したリーディング島ではないか。 ![]() ベランダで待ち続けている家族の期待とは裏腹に、気球はストックホルム群島に向かう。 下手をするとバルト海に不時着か。 ここで 「左に曲がって」 を連発したが、パイロットは西側にあるブロマ空港から来る飛行機とぶつかるからやだ、と言う。 ![]() なんとか陸に戻って来たが、ヨットハーバーでは水面すれすれまで降下。 ![]() こんなハーバーがある所はさすがに高級住宅地だ。 ハリーポッターに出てきそうな家が沢山ある。 ![]() その後、着陸予定のゴルフ場を逃し、 Bプランのラグビー場ではまだ練習中で、 公園では手前の発電所の煙突にぶつかりそうになって再上昇。 着地したのは住宅地の前の草地。 近所の子供達を皆起こしたのは確実だが、前回に材木の山に不時着したよりはましである。 蚊の大群に襲われながら空気を抜く。 ![]() 汚い服を着て来て良かった。 最後にパイロットよりシャンペンで洗礼を受ける。 私の洗礼名は着陸地の近くにある城にちなみ 「ネスビー城の伯爵夫人」である。 これからは伯爵夫人と呼んで欲しいものだ。 ![]() 地下鉄のタダのりをして家にたどり着いたのは深夜一時。 7時間労働で一時間の気球の旅だった。 大金をはたいて重労働をしたい人にはおススメである。
昨日は怪我が治って初めてのレースに出た。 6kmだけだったのでのんびりと楽に走ろう、と思ったが、シューズの調子が良くて私のランナーウォッチによるとカナリ満足の行くタイムになった。 ところがどっこい。 夜にホームページで結果を見ると、なぜか私の名前もタイムも無い。 どこかで手抜きか間違いがあったようだ。 順位は上位10番以内のはずなのに、こんな時に限ってこんな事が起こるのが小さな町レースだ そんな愚痴はともかくとして、昨夜はヨーロッパソングコンテストのファイナルがテレビで放映された。 ![]() コンテストは毎年開催されるが、ヨーロッパの46カ国(今年は)が国を代表する一曲と歌手やグループを選び、予選を通して決勝の26カ国が得点を競う。 ちなみに自国には投票できない。 得点は各国のジャッジと、国民の電話とテキストメッセージによる投票で参加者に加算されるしくみだが、46カ国の得点を読み上げる時間が非常にナガイので私は普通は見ない。 が今年はスェーデンの前評判が高かったので、ダンナに付き合って夜中まで見た。 このコンテスト優勝からABBAも有名になった。 そして至上最高得点で優勝したのがスェーデンのロレーンが歌うEuphoria 二位はロシア、三位はセルビア 私は個人的にはイタリアのエミー ワインハウス風とノルウェーのスーパーイケメンがお気に入りだったが。 ということは来年のソングコンテストはストックホルムで開催されることになる。 期間中はカネモチのロシア人に部屋を貸そうか、などとダンナと相談中である。 驚いたのは決勝に残った26国のうち、10カ国の曲はスェーデン人の作曲によるそうだ。 あまり知られていないかもしれないがスェーデン人の作曲家はマドンナをはじめスターの曲を沢山手がけている。 ダンスの振り付けやダンサーにもスェーデン人が非常に多いのもあまり知られていない。 若い子に大人気のアビチもスェーデン人だ。 ミュージックはスェーデンの大きな輸出産業である。
![]() イタリアが大人しく大負けしてくれたので、後味の悪いロシア戦の後でも今日はすこし気分が良くなった。 今日のランニングでFrejaは15日連続トレーニングをした事になる 明日から5日間夜に用事が入っているのでトレーニングは休みだが、さすがに疲れたし腰痛 ランニングに行く所は普通二ヶ所で、ハーガ公園の他には家の近くの森がある。 そこの森に行く為には少し街中を走る必要があるが、道筋の道路の名前は北欧神話から取った名前が多い。 フレイガータン、トゥーレガータン、オーデンガータン、バルハラベーゲンなどなど。 神の名前と済みかの名前である。 ちなみにガータンとはスェーデン語で道の事だ。 アスファルトのあちこちに穴があいているから、散歩中にうかつに景色に目を取られるとガータンと穴に落ちる、という所から来たのかもしれない。 だが道路状態の更に悪いノルウェーでは道はガタンガタンではなくガーテと言い、道の狭いデンマークはガーデンだ。 同じ言語圏のアイスランド語ではガータン、やっぱり穴だらけの道だろうか。 フィンランド語ではカツ、リトアニア語ではガトゥベ。 ポルトガル語ではルア。 何故ポルトガル語が出てきたかというと、ダンナがブダペストのアパート購入のプランをポルトガルに変更して、6月にポルトガルに行く事にしたからである。 珍しく賢い選択だ ポルトまで飛行機で行って、そこからレンタカーで大西洋を回り、ちょっとスペインのサラマンカまで足を伸ばす予定である。 サラマンカはダンナがかつて大学の先生をしていた所で、非常に美しい街だというが、Frejaはシーフードとタパスとワインで頭が一杯だ
今晩は長男と気球に乗る予定だった。 だけと強風と夕方からの雨で中止 午前中はすごく天気が良かったのに。 今回は4度目の中止だ 2年前にもらった気球のチケットがなかなか使えないでいる。 毎年5月に入るとテレビを見る時間が足りなくてパニック状態に陥る チャンピョンスリーグもスタンレイカップも最終段階だし、なんと言っても今年のアイスホッケーのワールドカップはストックホルムとヘルシンキで始まった。 スェーデンチームはゴールキーパー以外はドリームチームだ。 昨日はスェーデンxドイツとヨーロッパリーグ そして悪い事にジロデイタリアが始まってしまった 陸上競技もとっくに始まったし。 いかんいかん、他人の試合より自分のトレーニングに励まねば。 半年のランニングレスですっかり足がなまってしまったFrejaは、コンディションを取り戻す為に一から始めなければならない。 まだ速く走ると足と腰が痛くなるので(歳だあ)ジョギングと坂道から始めることにしたが、早く初心者レベルを脱したいのでフツウの坂道ではなくスキーゲレンデ並みの坂道でトレーニングする事にした。 ハーガ公園のすぐ外に小高い丘があるが、約800mの急な上り坂があり、一部のマウンテンバイクやトレイルランナーの密かなメッカとなっている あれ、写真をのせようと思ったが、ツールが無い! ![]() 仕方が無いから下書き保存してやり直した。 なんだ写真にすると全然急斜面に見えないではないか ちなみにこの道は砂利と砂と壊れたアスファルトで覆われていてフツウの自転車やベビーカーなんかで登るのは無理である。 でも頂上まで行き絶え絶えに走ると絶景 ![]() なんだ全然高く見えないではないか ![]() ここからはストックホルムの全景が360度見える。 沢山の教会の尖塔もカクネス塔もみえるこの場所は私のお気に入りだ ここまで登ってくる人はあまりいないから一人の時はストックホルムを制覇したような気になる。 家からこの坂道まで公園内を走って約3km。 丁度良い坂道インターバルである。 この写真を撮った時はマウンテンバイクのレースがこの山道で行われていたので、横目で見ながら死に物狂いで3回走り登った ところが翌日のトレーニングであったマッチョポリスのアンドレアスは同じ日に5回走った この次は6回走ってやる、と初心者ながらにも負けず嫌いのFrejaが密かに誓ったのは言うまでもない。 くたくたになりながら又公園を家に向かって走ると、テニスコートでさわやかにプレーをしている若者が み、水をくれ、、、と金網にしがみついて訴えたが、プレーに夢中な彼らの耳にはなかなか聞こえないらしい。 ![]() すこしパパラッチになった気分だ。 ![]() 息子は母親に水を飲ませるためにいるんじゃないか、としばらく金網越しに訴えてやっとウォーターボトルにありついたが、 その後テニスコートのすぐ脇に水道があるのが見えた。 時間が足りないとブログもまとまりのないものになる。 明日はロシアxスェーデンだ。
昨日5日はダンナの仕事にくっついてストックホルムから車で一時間ほど北にある旧都ウプサラに行った。 ウプサラ大学で開かれていたアムネスティ総会での器材を運ぶ力持ちの手伝いが必要だったらしいが、Frejaはここに6年も住んでいたので、たまにテリトリーのチェックが必要である。 ウプサラ大学はリンネやセルシウス(温度の摂氏は彼の名前からきている)等有名な学者達が教授や学生として名を連ねているヨーロッパで3番目に古い(年代だけは)大学だが、Frejaにとっては学生達の馬鹿騒ぎの町のイメージの方が大きい。 ![]() 4月30日バールボリのこの日には街中を流れる川でこんなレースが開かれる。 祭りは朝早くから夜遅くまで「伝統に則って」 過激だ。 若者ならではの体力と強靭な肝臓のいる祭りである。 日本の大学生にはうってつけかもしれないが。 秋からの新学期に向けて、次男はウプサラを第二志望に選んでいる。 怠け者の彼は本当はストックホルムに三食昼寝つきで残りたいが、希望の学部だけはエベレスト並みなので、 ストックホルム、ウプサラ、それにやっぱり名門のルンドだけに申請を出した。 Frejaの感では次男はもうすぐ働き口を探す必要がありそうだが、万が一何かの間違いでウプサラに合格してしまったら住みかを探さねばならない。 学生のアパートを探すのはスェーデンの都市では簡単ではない。 おまけに長男は天文学から別な学部に転向したい 彼はストックホルムにも残りたくないので、 ウプサラとリンショッピング大学に申請を出している。 天文学とは全く共通点の無い学部だ。 リンショッピングにはアパートを共有する友達も、そのアパートもあるので第一希望だが、 もしかしたら(うまく行ったら)兄弟揃ってウプサラ大に進学、となるかもしれない。 ウプサラには彼らの従兄が住んでる上、小さい頃に遊んだり、お漏らしをした公園もあるし、おもちゃの取り合いをして泣かされた友達もいる。 Frejaは内心も表でも息子達にウプサラに引っ越して欲しいところだが、こっちでは裏口入学というのは聞いた事が無いので神にすがるしかない。
![]() 今晩はバールボルリの晩だ。 春の祭典みたいなものである。 各地で大きな焚き火をして、ついでに飲み明かす晩だ。 明日はメイデイで祝日だから、授業も仕事もない。 だから酒屋もポリスも大忙しである。 こんな時にスェーデン人達のかつてのバイキングの血が騒ぐのかもしれない ホンのおまけだが国王の66歳の誕生日でもある。 Frejaは明日ロングランニングを計画してしまった為、家で息子達がハメをはずしてトレーニング仲間のポリスや検事にお世話にならない事を祈りながらつまらなく過ごすしかない 鉄砲玉長男はさっさとウプサラの友達の所へ電車で出かけて行った 次男はというと、友達のスチュデントパーティーに出かけていった。 スチュデントとは英語で言えばスチューデントとなるのかもしれないが学生、という意味ではない。 かつて高校を卒業する時には卒業試験のようなものがあり、それに合格すると学歴を備えた一人前の社会人になるというお祝いである。 今は卒業試験は無くなったのに、お祝い(=パーティー=飲み会)だけが残っているという学生にとっては都合の良いしろものだ。 つまり高校の卒業式兼成人式みたいなものだ。 だが、お祝いは卒業式当日だけではなく一ヶ月以上前から始まり、クラス毎、学校ごと、スチュデントの名を借りた友達のただのパーティーと何回もある。 10回位かな。 最後の試験が続く間に朝帰りが何度もあるのは決して喜ばしくは無いが仕方が無い。 パーティーは生徒達がアレンジするので、参加したい親は最初のディナーの部分だけ高い金を払って参加させてもらっている。 それにまずいディナーが終わると親達はさっさと追い出される。 クラスパーティーで厄介なのは生徒達がパーティー代を工面する為、一人当たりチケットを7枚友達に売らねばならない。 他のクラスや他校の友達も似たり寄ったりなので結局チケットを交換するはめになり、そうすると自分のパーティーも含め8回ものパーティーに参加する事になる。 不経済だし体力的に疲れるからそんな風習はやめりゃあ良いのにと思うが、一生に一度と言うので(パーティーの機会はは何万回だってあるだろうに)大抵の親は妥協する。 Frejaも大抵の親にしぶしぶ従った さて、パーティーでは毎回服装のテーマがある様だが今晩は「IST」 だという。 ピアニスト、アナーキスト、ジャーナリストなんかのスペルの最後ISTだ。 次男はしばらく考えていたようだったが急に思いついて尋ねた。 「古いゴムのチューブは無かったっけ?」 ゴムのチューブ? 「自転車のチューブだったらあるけど」 「もっと細いやつじゃあないとだめだ。 じゃあ捨てても良いベルトは?」 ベルトなんかしないし、第一捨てられては困る。 だが次男は自分の古いベルトを見つけたらしい。 「いらなくなった注射器は無い?」 ?? そんなもの普通の家にあるのだろうか。 「何のISTになろうって積もり?」 注射器が無いと知り次男は諦めたように言った。 「ヘロイニスト」 そんな格好をしたら会場から追い出されるって。 「じゃあテロリストになるからウォーターボトルとランニングベルト貸してよ」 そんな格好をしたら会場に入れてもらえないって。 「ろくでもないISTじゃなくてもっとマシなのは考え付かないの? 例えばまさかりかついでアルピニストとか、 フェミニストとかロビイストとか」 家にろくな仮装小道具の在庫がないと分かり、次男は結局カメラをぶら下げてただのツーリストに化けて出かけていった。 その次男のパーティーはテーマが「ステレオタイプ」だったが、皆テーマは無視で好き勝手なとんでもない格好をしていステレオタイプは見かけなかった。
何回か書いたシナモンロールだが、 そういえば日本でも他の国でも似たような物を食べた記憶が無い。 スェーデン人に言わせると国を代表する典型的なスェーデンのスィーツという事だが、ミートボールや豚足だけじゃあなくヘラジカや白熊さえもスェーデンの象徴としてしまう様な国民だからあまりあてには出来ない。 ちなみにここには白熊はいない。 勿論ペンギンもサンタもいない。 シナモンロールのハナシに戻るが、一言で言うと菓子パンだ。 だけど食事時には食べないでお茶の時間にコーヒーと一緒に食べる直径10cm位の物だ。 写真で説明するのが一番かなと思ったが、 こんな単純な物でも良く見ると色んな形状がある。 ちなみに写真はFrejaの腕前とは一切関係は無い。 ![]() これが基本かな、と思ったが ![]() そういえば少し複雑なこんな形の物も良く見かけるし ![]() 上にこんなクリームの乗った物もある。 ![]() 生地は同じでもコッペパンの薄いような大型版もあるが、これはもうロールとは呼ばないで別な名前がついている。 普通のシナモンロールは一個200円前後だが、店やカフェーで買うと結構乾燥してパサパサしているので、我が家ではまとめ焼きして冷凍保存。 食べる分だけレンジでチンすると焼きたての様になるから不思議だ。 そんな家庭は結構沢山あるが、予定しない来客や予定しない空腹の時には便利である。 昨日はロールに巻いた生地をいくつもくっつけて大きなケーキ型に入れて焼いたが、解凍のことは念頭に無かったので、一度に全部解凍して食べなければならない。 食べすぎが心配な時は、凍ったままでハンマーで割るという手もあるが見た目の気になる人にはあまりおススメできない。 |一覧| |
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