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カテゴリ:コトバ
ちょっとラグビーの話題はお休みして、最近読んで面白かった本を。
「負けない技術」(桜井章一、講談社+α新書 ) 桜井さんの本は今までも沢山読んでいます。それなのに、毎回多くの気付きを僕に与えてくれます。迷った時、壁にぶつかった時、桜井さんの本を読み返します。桜井さんが引用している「お互いがけがなく試合を終えられることに喜びを感じている」ことをヒクソン・グレイシーがいつも考えているというのは、素晴らしい逸話です。先日お亡くなりになられた石塚さんが僕に「強くなればなるほど、人は優しくなれる」という言葉を思い出しました。 「全脳思考」(神田昌典、ダイヤモンド社) こちらはビジネス書です。 勉強になりました。「東京マラソンを走りたい人は東京マラソンを走りたいのであって、マラソンを走りたいのではない。つまり「マラソン」というキーワードで検索して、東京マラソンのことを調べるなんて人はいない。人々のワクワクするストーリーと、検索されるネーミングを提供することが重要である。検索に引っかからない商品はすでに死に筋である」(要約)という言葉が胸に突き刺さりましたね。 「クリエイティブ・チョイス」(堀内浩二、日本実業出版社) こちらは僕の上司であるHさんのオススメで読みました。納得の面白さです。 「選択肢を絞るのではなく増やすという解決策。人間はモヤモヤが嫌いな生き物だが、それと共存することで新しい選択肢(=クリエイティブ・チョイス)を手に入れることができる」(要約)・・・僕が苦手な分野です(笑)白黒つけたがるタチなので。「考えたことを実行しないのが老いである」の言葉も響きますね~,耳が痛い!現役時代に出会いたかったです。 「全脳思考」と「クリエイティブ・チョイス」に共通するのは「脳が揺らぐ」という感覚だと思います。脳を不安定な状態にしてあげる。な~んかいいことがありそうだなあと、自分の脳に思ってもらうことで今までの自分の既成概念を打破するのです。 肉体でいうと重心移動も同じで、安定した状態では人は筋力を使ってしか動き出せない。その安定を崩してあげる。たとえば目をつぶって体を倒すと、自然と足が前に出ますよね。こうした「崩し」を使って、自分の脳の新しい可能性を引き出すということだと思います。 これは日本屈指のメンタルコーチ西田文郎さんと同じ考え方です! そこで、皆さんに最高の「揺らぎ術」を伝授しましょう! それは「ひとり・プロフェッショナル仕事の流儀」です!! あのNHK番組、プロフェッショナル仕事の流儀で自分の会が放送される・・・というのをイメージするのです!どんなことで取り上げられるのだろう。番組の最初の真っ黒の画面には何という白抜きの文字が躍るのだろう。 ―「とにかく野澤のやり方は型破りだ」(ナレーションね) いったい何が!?どんなに!? ね、ワクワクしてきたでしょ? 皆さんも落ち込んだとき、ジョギングしながらやってみてください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 21, 2009 06:21:41 AM
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