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紀州伊予旅行記 予讃線編

  ◆ 「タマ駅長とみったんに会いに行ってきた」  《 予讃~東海旅行記 》

                                                         2008年 12月 27日(土)




Q. なんで、WestNozomiさんは、そんな無謀な旅行が出来るんですか?



A. 「鍛えていますから!」


そんな感じで朝、ホテルで目覚めると俳優:細川茂樹さんがテレビに映っている!?

どうやら、愛媛では土曜日の朝に「仮面ライダー響鬼」の再放送をしているみたいです。
やはり、早起きは何とかの得って言いますからね♪

 

ホテルで朝食を頂いてから、今日も今日とて伊予鉄道の路面電車に乗ってスタートです。
しかし、出発して10分で運転手の一言に驚愕することになる。



「まもなく、踏切にて停車します。列車が揺れますのでご注意下さい」

・・・んっ?これって、路面電車だよな? 電車なのに踏み切り停車?なんだそれ!?



えっ・・・・・



ナニコレ!?


路面電車が踏切で一旦停止して、踏切の中を電車が直角に走ってやがる・・・



実はここ、日本で3例しか現存しない線路の平面交差(通称ダイヤモンドクロス)が見れる場所なのです。
ダイヤモンドクロスは、他に高知県の土佐電鉄も有していますが、高知の場合は路面電車同士なのに対して、松山は電車と路面電車。

ちなみに、3例あるうち2例はこの伊予鉄道が有しています。 軌道内は、一般電車が優先されるみたいですね。

ところで、この線路一体どうなっているんだ?



うわっ、見事にクロスしてますね・・・でも、そんなところが萌えるw



そんな摩訶不思議な、伊予鉄道ダイヤモンドクロス。 電車のダイヤを予め調べておけば、いつでも見られるよ?



ダイヤモンドクロスを過ぎると、終点のJR松山駅前に到着です。



ここから、再び青春18きっぷを使い、まずは普通列車 伊予西条行きに乗り込みます。 7000系電車なので乗り心地は良かった♪

それにしても、松山駅をはじめJR四国各駅で駅メロに使われている「瀬戸の花嫁」は、旅情を誘うな~?
旅の始まりには、相応しい音楽ですね。

 JR東海 由比駅

ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!

何が言いたいか分かった人は、ぜひ『堀江発、田村(北陸線)行き」の切符も買いましょうw 
乗車券だけなら岡山から東海道山陽新幹線経由で7,910円で買えますよ?(別途:特急券4,300円必要)

ちょっと、駅標で遊んでみたw


Q.ちなみに、田村駅とは?

今は無き、田村駅に入線するTownトレイン 田村駅構内
 【 2006年8月14日 撮影 】

滋賀県にあるJR西日本 北陸本線の駅です。
大阪からなら新快速で米原を越えるとスグですよ♪以前は金沢方面との直通普通電車も通っていました。

せっかく来たんだし・・・

田村ゆかり駅

えいっ!!

某サイトから始まった駅ネタ企画シリーズ。そういえば、私も田村駅から始めたんでしたねww




さて、予讃線旅行記に戻りまして、列車は瀬戸内海沿いに、ゆっくり走ります。



”愛媛といえば、みかんと、いよかん”と言われるように車窓からは、それらの収穫風景も。 風情ありますね。



車窓から「しまなみ街道」の吊り橋が見えてきたら、今治駅に到着です。



松山~高松間の予讃線は、特急街道。
今治駅などのほかにも特急退避や反対列車待ち合わせで、色んな駅に長時間停車するのも、乙なものがあります。

そうこうしている間に、終点伊予西条駅に到着。 次の乗り換えは・・・



121系 観音寺行き・・・って、121系かよorz

7000系と違って揺れるんですよね~。この電車・・・座席も固いし、ちょっと苦手。



伊予西条駅をでるとスグ車窓左手には、四国唯一の鉄道資料館「鉄道歴史パーク in SAIJO」が見えます。

訪問当時には、期間限定で国鉄型気動車「キハ65形式」(キハ6534)が展示されており予讃線の車窓からも楽しめます。
でも、常設展示物が0系新幹線とDF50形機関車だけっていうのは・・・正直、ちょっと物足りないかな?

そろそろ松山を発車して3時間弱。 お昼の時間で、お腹も減ってきましたね・・・



そこで、駅弁タイムですね♪

今回は松山駅で出発前に買って来た松山駅弁「醤油めし」です。
彩り豊かな五目飯で、値段も770円と駅弁に珍しく非常にリーズナブル。 大変美味しかったですw



北海道と同じように、四国にも貨物コンテナを再利用した駅もあるんですね。 駅の向こうは、瀬戸内海だよ♪



そんな感じで、箕浦駅にてアンパンマン列車との行き違い交換~♪

 

待ち合わせなどで長時間停車するので、その間に嘗め回すように121系に向かってシャッターを切りますw



愛媛県から香川県に入った最初の駅である箕浦。

香川県最西端の駅であると同時に、マリンライナー223系などは電化されている予讃線ても、この駅までしか来れません。
それは、箕面より西にある香川・愛媛両県境の「鳥越トンネル」を通過することが物理上、不可能だからという理由かららしいです。

何でもトンネル断面が、あの身延線より狭く、殆どのJR他社の車両は乗り入れ不可能らしいです。



さて、そろそろ発車時刻が迫ってきたので、列車に戻るよ~。



箕浦駅から2駅、終点の観音寺駅に到着です。

ようやく、121系の揺れる車内から開放され・・・るんだよね? この先も121系だったら泣くよ?

 

どうやら、違う車両みたいです・・・って何だ? このヘンテコ113系は?

JR東日本から購入した113系でも初期仕様に近い車両ですが、外見だけでなく車内も大幅に改造されていて快適そのもの。
転回クロスシートに、出入口ドア頭上には駅名を表示する電光掲示板も設置されています。



「奥さん、うどんも良いけど、私の駅に寄って行きませんか?」

とりあえず、間違ってもファイナルアンサーだけはしたくない駅ですね・・・w



「そろそろ、瀬戸大橋見えないかな?」 そう思いながら、瀬戸内を走ること小一時間。

 

土讃線との接続駅でもある多度津駅に到着です。
四国の113系、想像に反して、なかなか快適な電車だったので、もうちょっと乗っていたかったかな?



多度津はJR四国の工場もあるので、こんな広告も。 四国も色んな車両があるので、面白いものですね。

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多度津駅から予讃線を進んでいき線路の都合上、一旦瀬戸大橋を通り過ぎて坂出駅で岡山行きの快速マリンライナーに乗り換え。



先程、松山から通ってきた予讃線アプローチラインを横目に列車は、瀬戸大橋(本州岡山)方面に向かいます。
バイバイ四国! また機会があれば是非来たいですね。



マリンライナー岡山行きは、編成の関係で瀬戸大橋を渡りながら前面展望が拝めるのは、鉄オタには最高の特等席w



瀬戸大橋を通過中。
ちなみに、真下は瀬戸内海。真上には、瀬戸中央自動車道(高速道路)が走っているという変わった光景w

20081227142503

うわぁ・・・結構リアル。



あっ!与島パーキングエリア料金所(検札所)だ!

瀬戸内海に浮かぶ”与島”にある瀬戸中央自動車道のパーキングエリア。
上下線集約型の休憩施設のため、ここでUターンも可能になっています。そのため、日本でも数少ないPAを利用する車は、
全て料金所にて通行検札を受けなければならないのです。(料金を支払う必要はありません)



おっ、そうこうしている間に、本州(岡山県)が見えてきたぞ?
本州に入ってスグのJR児島駅で、運転士&車掌がJR四国からJR西日本に変わり、終点岡山駅に入ります。



岡山駅からは、いつも通り(?)山陽本線で姫路・大阪方面を目指します。 山陽線で213系に乗るのは初めてかな?
途中、相生駅から乗り換えして、さらに西へ。



姫路駅にて新快速列車に乗り換え。

そういえば、姫路駅の播但・姫新線ホームもこの数日前に高架駅に移行したばかりなんですね。


しかし、姫路から米原まで乗り換えなしで時速130km/h運転してくれる新快速列車は、ホント助かります。
列車によっては、ここから福井県の敦賀まで乗せてくれる新快速もあるんだから、便利になりました。

ゆっくり米原まで、お昼寝を楽しみ・・・(ぉ

米原駅からは、JR東海エリアに入り再び新快速(JR東海ver.)豊橋行きに乗り換え・・・

 

名古屋駅に到着です。
この時点で、愛媛県松山駅を出発してから約11時間・・・半日近く列車に乗っていたんですね。

さて、名古屋駅中央改札を出ると、”待ってました”と言わんばかりに、あの方が待ち伏せ出迎えてくれましたw


M-A-T別館、管理人:ふみぃさんです。


お忙しい中、わざわざありがとうございます・・・。

とりあえず夕食に、名駅前にあるスガキヤへ行ったことは流石、名古屋御用達ソウルフードですねw
金沢ならチャンカレか、ゴーゴー、8番と同じ感覚かな?


もう少し話したかったですが、あまり長引くと真面目にふみぃさんが家に帰れなくなるので、早々にお別れ。
また、名古屋来たときは宜しくお願いしますねw

さて、静かな名古屋駅ホームに向かうと、一箇所だけ盛り上がっているホームがありました。

20081227222308

・・・”冨士ぶさ”か。



東京~熊本・大分間を結んでいた”最後の東海道ブルートレイン”とも言われていた寝台特急「はやぶさ・冨士号」
残念ながら、2009年3月にその使命を終え廃止になってしまいました。



この日は、ほぼ満席。 寝台列車が減っている現代は、何処か寂しいものがあります。
※ 寝台特急はやぶさ号については、こちらの旅行記にも掲載あります。


そして、廃止されるものは寝台特急ばかりではありません。



大垣・名古屋~東京間を結んでいた夜行快速「ムーンライトながら号」も例外ではありませんでした。

深夜に出発して、早朝に着く。料金も名古屋の次停車駅刈谷からなら青春18きっぷ利用で2,300円+指定券510円とリーズナブル。
しかし、これも定期運行を取りやめ現在では、事実上廃止となっています。

※ 2009年現在、繁忙期に限り183系特急車両を用いた臨時MLながらの運行は行っています。


今回の旅行では、乗り納めになると思ったので名古屋からは、このムーンライトながら号に乗り込みます。
減光されない車内ですが、静かで揺れない車内は結構好きでしたね。



翌朝5時ごろ東京到着。 さて、学生の強い見方「ムーンライトながら」に最後のお別れをして・・・



有明の夜明けを見ていたのでした・・・(ぇ




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