今日、部屋を整理していると棚の置くから一枚の封筒が出てきました。
『なんで、こんな所から封筒が出てくるんだ?』
そう不思議に思いながら開けて見ると入っていたのは1枚の写真と手紙・・・
それは、僕にとっては忘れたいくらいの辛い出来事でした。
最初に言っておきますが、Nozomiを怒ったり、批判はしないで下さい(汗)
中学の頃、Nozomiには実は彼女が居たんです。おしとやかで小柄な女の子でした。
はっきり言うと学校でも1,2を争う美少女だったんです。彼女は僕とは幼馴染であり、僕が一番大好きだった彼女でした。
付き合っていることは他の皆には内緒にして、一緒にバスケをしたり、街へ買い物に行ったりもしましたね。
・・・あの頃は、本当に楽しかった。
でも、中学卒業の直前に彼女は東北地方へ転校する事になったんです。
僕はショックでした。ハッキリ言って泣きました・・・自分の一番大切な者を失ったように・・・。
そんな、ある日、僕は彼女を呼んできてハッキリ言いました。
「僕達、やっぱり分かれて、元の幼馴染でいよう」
他の人から『最低ー!』とか『彼氏として問題外』とか言われるかもしれないけど、
このまま、会えない悲しい気持ちが続いてしまったら、僕も彼女も駄目になる。
そう、思って辛かったんですが言ってしまったんです。
その何日だったか後に、彼女から1通の便箋が送られてきたんです。
そこには『離れていても分かれても、ずっと一緒だよ!』と書かれた手紙と一枚の写真。
一緒にバスケをしながら笑っている僕と彼女の写真・・・。
最初は「辛いことを思い出したくないから捨てようかな?」と思ったんですが、
結局、捨てることは出来ませんでした。
それから、年月が過ぎて今になって、あの時の手紙が見つかったのです。
凄く懐かしい気持ちと、自分の惨めな行為に反省する気持ちが合わさり複雑でした。
僕は、よく美少女アニメとか俗に言うギャルゲーを見ると、あの時を思い出します。
本当に今まで自然だったのに、突然ガラリと変わってしまうとは・・・。
Nozomiが、少しギャルゲーが好きな理由は単に「キャラが可愛いから」だけでは無い。
主人公を、あの頃の自分に置き換えているのかもしれないですね・・・。
なんか、作り話みたいに聞こえるかも知れませんが全部実話です。
それと僕にギャルゲーの存在を教えた張本人は、その彼女なんですから!
たぶん、今頃は心配しなくても僕と同じような事をしているでしょうね~。
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Last updated
2004/09/13 10:32:06 PM
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