台風22号の被害が報告されている今日ですが、日本海側の北陸地方では雨こそ降るものの・・・無風状態でした。
これは、太平洋側との境に日本アルプスと呼ばれる中央造山帯がある為なのです。
しかし、ニュース画面を見ていると、まるで別次元の話のように聞こえてきます。とても、同じ国の状況とは思えませんね。
台風の被害に遭われた方々に対して、本当に申し訳ないと思いました。



さて、そんな台風の通過で慌しい1日でしたが、今日は金沢で面白い美術館が開館しました。

その名も『金沢21世紀美術館』というものです。

物凄く単純な名前の美術館なのですが、全国的にも珍しい施設なのです。
この美術館、今までの美術館の固定概念を根本から覆す現代風の美術館なのです。
コンセプトは、『触れて、馴染んで、楽しんで感じてもらう美術館』なのです。
つまり、絵に触れずに静かに見るような美術館では無く、傍観者が直に触れて体験してみる美術館なのです。

館内には目の錯覚を利用した『水の無いプールで泳ぐ』という作品から、館内にある喫茶店自体が展示物というコーナー
（椅子や机、コーヒーカップなど全てが作品の一部なのです）
などなど、全国的にも珍しい展示物が沢山揃えられています。
また、この美術館施設事態も変わった造りをしています。上から見ると円形状の建物で、全面ガラス張りなのです。

こんな面白い美術館に一度、足を伸ばして見ませんか？美術館は全体の半分以上が無料で入館できるのも魅力です。
金沢市内観光の際は是非一度、足を運んでみて下さい。
場所は、金沢市役所の真横、ＪＲ金沢駅より徒歩20分。バスだと香林坊で下車してスグの場所です。
近くには兼六園や旧石川県庁舎、若者の街、金沢竪町や東急109も存在する金沢市内中心部です。

まさに文化芸術の街、金沢に相応しい美術館ですね。