大学からの帰りに駅のホームで電車が来るのを待つために乗車列の先頭に立って待っていた。
すると、目の前に新幹線の玩具を持った2~3歳くらいの男の子が入ってきた。
「ばぁ~、でんちゃ!さんだーばーど!」
キャキャと言いながら目の前に停まっている特急列車を指差しながら喜んでいた。
横には男の子のおばあちゃんが孫と一緒に「電車だね~?」と言いながら楽しそうに話している。
本当なら先頭に割り込む事はダメなんだけど、何故か心が温かくなるような光景でしたよ。
せっかくなので、列を二人に譲ってあげら男の子は分かったのか分からないのかニッコリ笑った。
偶然にも降りる駅が同じだったので、おばあちゃんと孫の男の子と目的地の駅まで一緒に話した。
どうやら、孫が電車が凄く大好きで無理を言ってバスじゃなく祖母と電車で帰る事になったらしい。
車窓から見える電車を指差しながら喜んでいる男の子の姿を見ていると心が和みます。
自分も小さい頃は、祖父母に言って電車の玩具を買って貰った事を思い出してしまった。
奈良や広島で小さい子供が犠牲になる事件が起きたりして小さい子供の安全が問われています。
子供が大好きで大学などでもサークル・ボランティア活動で子供と多く接する自分にとっては
非常に悲しくなり、また核家族など地域社会で子供の安全を守れない現状を辛く見ています。
今日、出会った新幹線の玩具を持った男の子と、おばあちゃんを見て思った。
「日本も、まだ捨てたもんじゃない。自分達が子供達の安全と夢を見守らないとダメなんだ!」
暗いニュースが続いている近頃。 でも、こんな小さな喜びに出会えて本当に良かった。
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Last updated
2005/12/01 09:36:26 PM
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