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2012.01.21 楽天プロフィール Add to Google XML

ボンクラ vs. 会長
[ カテゴリ未分類 ]    

先の1月14日、将棋ソフトボンクラーズを搭載したコンピュータと日本将棋連盟の会長である米長邦雄永世棋聖が対局しました。
電王戦と名付けられた持ち時間各3時間の大一番は、米長棋聖が二手目6二玉のソフト対策を見せるも、わずかなすきをついたボンクラーズの勝利となりました。
将棋連盟の棋士と将棋ソフトとの公式対局は2007年の渡辺竜王bonanza戦以来。
昨年は有力ソフト各種を合議システムでクラスター化したあから2010が女流棋士の清水市代女流王将当時と戦い、勝利を収めました。
今回の結果を受けて、米長会長による局後の記者会見では来年は若手の現役棋士5名と優秀な将棋ソフト5種との団体戦を行う方針のようです。
電王戦はたいへんおもしろい勝負だった。
心中は米長さんを応援していたので残念な部分もあったけれど、コンピュータの強さや人間がコンピュータと戦う姿を見られたことは良かった。
加えて、人とコンピュータが同じ将棋というゲームを扱うことに関して、考えさせられる部分もたいへん多かった。
書き出すときりがないので、以下メモ程度に。
対局者と環境米長邦雄人間かつての名人、引退して現日本将棋連盟会長。
偉大な変態。
対局時にボンクラーズの手を指した中村五段は自身の弟子。
ボンクラーズコンピュータソフトのボンクラはボナンザをクラスター化したもの。
2011年のコンピュータ将棋選手権で優勝。
対局前にトラブルがあった模様。
ハードは重さ100キロ程度の巨漢。
対局室の電力制限によりブレードの数が8から6に。
トピック細目米長さんの戦略対コンピュータボナンザ系統の特殊戦法。
作戦は一応の成功を収めたが、勝ちに行く作戦としてはどうだったか。
また、コンピュータ全般への対策というよりも、ボナンザ系統への対策といった意味が強い。
稲庭将棋の問題などと関連づけてソフトの弱刀hを考えたい。
時間問題コンピュータ将棋選手権は切れ負け制。
NHK杯などはチェスクロック制。
今回はタイトル戦などと同じストップウォッチ制。
ストップウォッチの場合、分単位での持ち時間消費となるため、それ以下の秒単位は切り捨てられる。
これを利用してボンクラーズは1分56秒や2分56秒での指し手を繰り返し、人の感覚よりも記録上の消費時間が少なくなっていた。
消費時間制度について再考する余地があるのではないか。
千日手途中、米長さんが望めば千日手になりそうな様子だった。
ただしボンクラーズが自分優勢と思えば回避していた可能性もあり、さらにその回避が悪手を呼ぶ可能性もあった。
千日手模様のときのボンクラーズの思考状態はどうだったか。
千日手成立時の取り決めをしていなかったのは不手際だろう。
千日手問題は現在の若手棋士の戦略にも影響しているし、コンピュータ将棋選手権でも稲庭将棋問題を筆頭にいろいろと含みがある。
将棋のゲーム性に関わる問題。
勝負の分け目煮詰まった状態から米長さんが角道を開け、ボンクラーズが仕掛けて決戦。
局後すぐに米長さんが反省していたが、方針の切り替えを迫られていたようだ。
実戦から離れていたブランクが響いたか。
勝利へのビジョンはどうだったのか。
両者の力量現役棋士との力関係では、どちらも未知数。
米長さんの指し回しは悪くなかった。
人とソフトの強さについて強さは結果ホ局数が増えないと話にならない。
コンピュータと人間の違い人間が絶対に敵わない先読み。
コンピュータが真似できない棋士の思考感性。
意味的に導入した評価基準と、アルゴリズムによる部分、データベースへの依存部分。
将棋ソフトの穴稲庭将棋と水平線効果および千日手問題。
データベースに残らない研究内容。
但し、なんらかの形で記録として残すべきではないかという意見も。
危惧コンピュータ将棋協会を筆頭に情報分野から取り組んできた人はトッププロに勝つことを目標に開発してきたと思う。
ただ、こんなことを言ってもしかたないのだけれど、本当はこのまますんなりと勝ってしまうと、情報屋さんにも将棋連盟にもあまり望ましい事態ではない。
多くの手合わせをする中で、人間に敵わなかったコンピュータが技術的な革新とともに人間を越えていくことが望ましい。
ソフトの発達に対して取り組みが遅れてきた。
来年に期待。
なんのための人vsコンピュータか情報技術の発達の側面から人工知能あるいは人間の思考の模倣として。
ゲームにおける強化の手法の研究として。
プロ棋士は格好の目標であり、対決はどちらかというとコンピュータ側の要請。
棋士の存在意義一方プロ棋士は強さこそが存在意義。
連盟として挑戦を断れる立場にはない。
コンピュータが人に勝った場合もう決定的に人よりコンピュータの方が強いとなったら。
情報技術としては目標を失うか。
新たな役割SMを担うことに。
プロは人であることが存在意義。
将棋連盟の公益法人化なども絡めて将来像。
今後に望むことコンピュータ将棋の環境整備。
解説ソフトや中級者向けソフトの開発既存データベースに依らない開発の可能性


Last updated  2012.01.21 11:57:32
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