カテゴリ:会津喜多方・女ひとり旅
昨日チラリと、
『SLに乗って、福島県は喜多方市に行ったぜよ♪』 という話を書き込んだ。 今年のGW。 抗がん剤治療を終え5/2に退院したばかりで、体力維持に気を遣うあまり家に引きこもる私を見かねたダンナさんが、SLの指定席券をゲットしてくれた…という話に、ウソはないのだが。 私のためだけ…ではなく。 メチャ『鉄』なダンナさんは「普段この辺で走らないタイプのSLに乗らんがため」、二人分の指定席券キープ!(笑) 私は途中の喜多方で下車、ダンナさんはそのままSLで、先まで行ってしまった。 また、帰りのSLで会いましょう。( ´∀`)/~~ で。 私が喜多方駅から一歩出てみると、 私を喜多方にハメた張本人・ベロタクシー(自転車タクシー)ドライバーのけーじさんが、屋根のない(!)真っ白なベロを駅前にとめ、しばしのお客様待ち。 『ちょうどええ、けーじさんに乗せてもらお♪』 …とパッと思ったわけだが。 そこからちょっとだけ離れたところに、 おろ? いつも乗りなれた、黄色いベロもいてるがな!(↑以前の資料画像です、すみません。) その黄色いベロのドライバーさんは、今回初めてお会いする メガネイケメンな、20代のらいたさん。 けーじさんとらいたさん。 『アラフィフオバちゃんの、おんな一人旅☆』となれば、どちらのドライバーさんにお願いするかはもう決まりでしょう。 「らいたさん、よろしく~~(*^^*)」 …ってなわけで、けーじさんとはここでお別れ。(笑) らいたさんのベロは楽しい会話をしつつ、無事に私の目的地・何軒かのラーメン店の密集地へと到着した。 (→GWなんで、ラーメン店はどこも激混みのはず。なので自分で空いてそうなお店を探してみることにしたのです) ベロを降りました、お会計しました、らいたさんのベロの背中を、少しだけ見送りました~。 『さて、並ぶ店を決めんとこのままやったらお昼抜きやわ(--;)』 というところで、私は大変なことに気づいてしまった。 『しもた! ベロにおみやげ袋載せたままや…!!』 お昼のラーメンを食べた後。 普段お邪魔している喜多方の皆さまにお渡ししにいこうと手みやげをまとめて入れた紙袋を持ってきていたのだが。 それをらいたさんのベロに載せたまま、私は自分だけ降りてしまったのだ。( ̄▽ ̄;)ヒ-!!! あわてて見送ったばかりのベロを目で追うと、良かった、まだ姿は見える。 私は走って追いかけ始めた。 ベロは自転車タクシーだが、普通の自転車よりはかなり大きく。 おまけに道にはラーメン店で食べる順番を待つ行列が至るところにあって危険なんで、そう早い速度では走れない。 ガタゴト揺れつつ走るベロの背中を追って走りつつ、 「らいたさーん!」 必死で私は叫んだが、悲しいかな。 肺がんで左肺3分の1を取ってる上に、小さい頃からそもそも運動がニガテ。 さらに退院して1週間経ってなくて、体力が戻りきってない…という何重苦やねん??を抱えた私では、走ってるつもりでもマトモに走れてない上に、すぐ息切れ。(>.<) らいたさんは気づかない、ベロも止まってくれない…!(+_+) 『マジヤバいわこれ、どないしょ~??(-_-;)』 途方にくれかけた時にラーメン店の行列の安全確保のため、ベロがさらに速度を落としてくれて、ようやく追い付いた! ベロの背部をドンドン叩きながら、 「らいたさん(ハーハ-)、ごめん、うち荷物載せたままや思て、急いでおいかけてきてんか(ハーハ-)。イス見せて」 客席をのぞきこむと、忘れたおみやげ袋、しっかりありました~~!!\(^-^)/ 側のラーメン店に並んでた皆さんも、口々に 「良かったね~(^_^)」 …祝っていただきまして。(笑) "人の温かさ"ってヤツを喜多方で、改めて感じたのでした。。 応援頂けるとありがたいです↓m(__)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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