|
カテゴリ:新・初心者向け解説
このブログで(2024年現在)全てのストロークの基本とするのは「バックハンドドライブ」で、ここから関連付けながらいろいろなストロークについて説明しています。 一番基本の「バックハンドドライブ」を補いながら同じコンセプトで「身体のできるだけ前で押すように打つ」と説明した「フォアハンドドライブ」からさらに発展しましょう。 「フォアハンドドライブ」は こんな風に、しっかりとした「テイクバック」から「肘」「手首」「ラケット」の順に前に振りだして、身体の出来るだけ前でシャトルを押し出すように打ち返すストロークですが、これをコンパクトにしてネット際でシャトルを相手コートに「押し込む」ストロークが「プッシュ」になります。 特にダブルスでトップアンドバックの攻撃的陣形となって、相手からの返球が低くなった時に前衛がその返球のシャトルの正面に居た(入れた)場合に使われます。 実際の選手の「プッシュ」の連続写真を写し取るとこうなります。 非常にコンパクトに「前に押し込んでいる」のが分かるかと思います。 自分のコートの前に居て、相手から比較的低くネットの直ぐ上を越えて来る返球に対応して打つストロークになりますから、相手が打ってから時間的余裕がありません。なので、大きなテイクバックを取っていると間に合いませんし、例え間に合ってもインパクトの瞬間のラケットのフェイスが上を向いたり下を向いたりして安定しません。また、テイクバックが大きいと腕の振りも大きくなりラケットのフォロースイングも大きくなってネットを叩く(ネットタッチする)可能性も高くなります。 なので、とにかく「コンパクト」に振ることが大切で、 ・テイクバックは最小限、グリップを握る手首が自分の視界内にあること(=グリップを握る手首を顔より後ろに下げないこと) ・ラケットを持つ腕(利き腕)の肘を下げないこと が大事になります。 で、このストロークをする場合にネット前に立ちますが、このネットからの距離感としては、最前でもサーブラインをまたぐ程度と考えます。それ以上近いとネットを叩いてしまいます。 この位置からでラケットをほぼ引かずに「押すだけ」「倒すだけ」で相手コートの中央から前に向けてシャトルを打ち下ろします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月24日 11時54分42秒
コメント(0) | コメントを書く
[新・初心者向け解説] カテゴリの最新記事
|