ナースDavidの館

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私はこうやってナースになった16

明日のテストの件ですが・・・

私がN-Clexを受ける日が明日・・という時に ある女性から電話がありました。 運良く私は電話に出て その女性から大切な情報を聞きました。 その大切な情報とは・・・なんと 私が受験する場所に選んでいた テスト会場が閉鎖され テストを延期しなければならないといわれたのです。 私はショックでした。 だって 明日テストを受ければ 受かる受からないに関わらず 一応一安心できると思っていたからです。 私はその女性を確認するために 私に関した情報を幾つか聞きました。 私はもしかしたらその女性が嘘をついているのかも? と思ったからです。 でも 彼女は間違いなく カリフォルニア州に働く人で 私の住所電話全て知っていました。 私はその電話を切ったあと 友達数名に電話しました。 みんな びっくりしていました。 私のほかに同じような目にあった友達がいるか確認したのですが だれも私と同じようにテスト会場が変わった人はいませんでした。


再びテストの日ちかづく

テスト会場を 違う町に移し 新しく 1週間ほどあとに オークランドという町でテストを受けることにしました。 オークランドは私の住む町からかなり離れていますが 私はまたわざと 朝早くテストを受けることにしました。 テストが迫り 明日はテストとなると やはり緊張して お腹が痛くなったり 頭痛がしたりと 体にもかなり変化がありました。 でもその日はできるだけ早く 寝たのは完全に覚えています。 

テストの日

朝早く起き テスト会場へ運転・・・ 車の中で 自分に 「俺の周りにいる人はみんな芋なんだ・・・ 芋なんかにまけるはずがない」と・・言い聞かせました。 この 他の人たちを芋として考えるのは 私が小さい時に 父から 緊張したらいつも 周りの奴らを芋と考えろ! と言われたからです。 もう10年以上も前にいわれたことばですがいまでも完全に覚えています。 そうやって考えているうちに オークランドのテスト会場に着きました。 実は朝早く着き過ぎて まだ テスト会場はOPENしていませんでした。  私はちょっとだけでもと思い テスト勉強の本を開けました。 ちらほら 目を通しているうちに テストの時間がやってきました。 テスト会場に入り コンピューターの前に座り 最初の一問目が出てきました。 緊張していたからでしょう・・・いったい何を聞いているのか分からなくて 何度も何度も 問題を読みました。 時間はたっぷりあるからと自分に言い聞かせ 一つずつテストを受けました。 そして 80問目ぐらいの時に 「15分の休憩を取りなさい」と画面に出ました。 休憩を15分とり 自分のテストの場所に戻って テストをまっているのですが テストが再開されません。 私はまたテストの場所から出て 試験官のような人に テストが始らないと言ったら 「御免なさい」とあやまって なにか一つボタンを押すと 私のテストの場所のコンピューターの画面が変わりました。 そして 幾つか また 問題をやっていると また試験官の人が見回りみたいにして近づいてきて 一人一人に 「貴方の車のライセンス プレート ナンバーは?」 と 聞くのです。 私は自分の車のライセンス プレートをその試験官に教えると 彼女は また 「御免邪魔して」と私に言いました。 そして また 数問 答えると 今度は画面が変わり 「貴方のテストは終了です」と出てきたのです。 結局私は87問のテストを1時間半ぐらいで受けました。 そして テストが終了したかとおもうと今度は アンケートに答えてくださいと 画面が出てきたので アンケートに答えました。 アンケートが終わったらすぐに私は車に乗り Coffee屋に行って 熱いコーヒーを飲みました。  その時まではまだよかったのですが テストの結果が分かる日が近づくにつれ 私の行動は キチガイのようになったのです・・・・


T-シャツを破る・・・

テストの結果が分かる日が近づくにつれ 私の行動は支離滅裂になりました。 友達と話さなくなったり 物を壊したくなったり 分解したりしたくなったり それはそれは 自分でも いったいなにがやりたいのかわからないほどでした。 それこそ 自分で一番驚いたのは 自分の着ていたT-シャツを いつのまにか ビリビリに破いていたことでした。  私はどちらかというと静かなタイプなので 私の友達は この変わった行動をみて 私は精神病院に行った方がいいのでは? と思ったそうです。


CNAからRNに・・・

テストの結果が来た日は大雨でした。 私はその日 UCSFのICUでCNAとして 働く日でした。 普通テストの結果には10日かかると聞いていたので まだ7日しか 経っていないので Nclexから封筒が来ていたのを 郵便受けで見た時は 目を疑ってしまいました。 私はNclexからの封筒を開けました。 結果は

PASS・・・・合格でした。

そうなんです CNAとして働いていた私はこの瞬間にRNになったんです。 最初は嬉しさのあまりに UCSFのその夜の仕事をキャンセルしようとおもったのですが 仕事の仲間にも教えてたくて堪らなかったので 仕事に行き 仕事場で会うみんなに 私の吉報を伝えました。 皆喜んでくれました。 特にRNの人たちは 私に 「これで DavidもRNの仲間入りね!」と言って HUGしてくれました。 その日の夜はいつもよりも一生懸命働いたのをいまでもよく覚えています。 でも 実はこのRNになった喜びは長続きしませんでした。
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