半熟生態録

休みまで折り返しの日。
辛いのう。
この日さえ乗り切れば、あとは下り坂だと必死に言い聞かせて叱咤しまくって出勤。
朝から大それたことしちゃったデスよ。
お昼前に来られたおばちゃま。
処方箋を持ちながらも、検眼して欲しいとおっしゃる。
なんでも緊張しいやで、眼科さんで検眼されたとき舞い上がってしまい、結果に信憑性がおけないのだとのこと。
確かに、緊張による過剰度数というのは存在します。
そこで、不肖メガネ丁稚めが処方箋を差し置いて再検眼させていただきました。
結果から言うと、本当にかなり強い過矯正の処方箋になっているようでした。
眼科といっても、医師が検眼するわけでもなく、看護婦さんが検眼するわけだから、そういうこともあっておかしくないかもね。
でも眼科を舐めちゃいけねえ。
もしかしたらなにか深ああい考えがあるのかもしれん。
そこでお客様とよくよく話し合いましたが、やはり今日の検眼値で作成することになりました。
自分でも、わずか２年未満のキャリアのくせに生意気なと思うけどね。神様（お客様）のお告げだから仕方ないのよ。
こういうときメガネ屋は眼科に楯突くわけにはいかんので、「処方箋はみなかった」ことにしてもらうんです。
ちなみに、見ない振りするのはさほど少ないことではなく、月に２・３回はあるのが実情。アタシは初めてでしたけれどね（未熟なので）。
状態が不安定で、何よりメガネを常用しない方なため体力不足によって違和感が出やすい方ですから、ちょっと不安が残るんですけど、いいメガネに仕上がるとよいなあ。
その方をじっくりとしてしまったあとは、正直精も根も尽き果てて、検眼なんかしたくもない。
うまいこと店もヒマになったので、今日も雑務に燃えました。
誓って言えますが、貧乏性のアタクシ、隠れてサボることはありません。
サボるときは目の前で堂堂とザボるのが信条。
だから今日も閉店間際まで、アホみたいにバカ正直にこまごまフル回転したわけさ。
そしてその横で筋肉男はサボってました。
なんか悔しいけど、なんでかサボれないんだからしょうがない。ちくしょー。
ヒマで空しかったので、いつもより２分早く退勤。
備品の買出しして、とっとと帰宅。
よせばいいのに昨日から例の平安カカイル本を我慢しきれず読み出しているんですね。
寸暇を惜しんで、貪るように読んでます。
この調子では休み前に読み終わりそうよ。
なんかそれも空しいけどね…。
読み終わっても未完だし…。
でも止められないし止まらないのよ（かっぱえびせんを連想する昭和女）。
いいの。幸せならば。刹那でもあるだけでいいの。
でもやっぱりできたら完結して欲しいなあ。
しばらく平安カカイルブームが胸にわだかまりそうです…。