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ブログ更新終了のお知らせ  (21)

法人の立ち上げなどで、急に業務が忙しくなり、
このブログを更新するのが難しい状況となってきた為、
ブログの更新を終了したいと思います。

こんな訳のわからないブログに
1万4千ものアクセスがあった事を、
本当に誇りに思っております。

今後は、新たに立ち上がる法人のHPの方で、
お会いしましょう。

大変お世話になりました。。

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最終更新日時 2006.11.07 12:56:33
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2005.06.12

情報処理技術者試験_新試験区分発表  (3) 

平成18年(春)試験より、
情報処理試験に新たな試験区分が加わるようです。

その名も、
「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(仮称)」です。

詳しくは、IPAのホームページで

上記の中で、サンプル問題が掲載されています。
ちょっと見てみましょう。

フムフム。

「IDSの設定」に関する問題と、
「WEP」「認証」「電子メールの不正中継防止」
「静的ルーティング」等の、
複合問題ですか・・・。

テクニカルエンジニア(ネットワーク)試験に、
非常に近い形ですが、なかなか手強そうですね。

なるほど。

情報処理試験マニアの私としては、
受験しないわけにはいかないようですね。

当然、チャレンジいたします!!!

試験に関する情報が少ない1回目に、
受けて大丈夫なのか?と思われている方。


大丈夫です。
というか、むしろ、新試験区分は、
1回目に受験すべきです。

なぜなら、1回目の試験が一番採点基準が甘いからです。


情報処理技術者試験の過去の合格率を見てみましょう。

平成11年_春:17.7%
平成11年_秋:21.5%
平成12年_春:17.1%
平成12年_秋:19.1%
平成13年_春:22.0%
平成13年_秋:19.9%
平成14年_春:20.2%
平成14年_秋:19.1%
平成15年_春:17.5%
平成15年_秋:18.9%
平成16年_春:18.1%
平成16年_秋:18.2%

平成13年の春期だけ、異常に合格率が、
高いのがお解りいただけるでしょうか?

平成13年は、
「第2種」が「基本情報技術者」
「第1種」が「ソフトウェア開発技術者」
になるなど大幅な試験区分の変更があった年です。

というわけで、
「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験(仮称)」は、
第1回目が、一番採点基準が甘く、
合格し易いと、睨んでいます。

実際に合格したら、
このブログで、勉強法やテキスト等、
公開していきますんで、ご期待ください。

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最終更新日時 2005.06.13 01:30:28
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2005.06.01

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験_午後1_問1_解説(その5) 
[ ソフトウェア開発技術者 ]  

IPAから、ソフトウェア開発技術者の解答例が発表されました。

で、前回のブログで、
問題になった午後1_問1_設問3_iですが・・・、

IPAの解答は、
「10.0.0.1」でも「233.x.255.6」でも「変換しない」でもなく、
「192.168.0.6」でした・・・。


なるほど・・・。
おそらく、実務でありえないように感じますが・・・。

ただ、ここで問題なのは、
問題文から出題者の意図を読み取ること
だと、思います。


問題文が、そもそも、
プロキシサーバを導入したらどうなるか?
という問題なわけですから、
少なくとも、「プライベートIPアドレス」を解答するべき
だと、思います。

そうすると、
次に問題になるのは、
A社のプライベートアドレスの採番ルールです。

えーと、えーと・・・・。


お!、発見しました!!

「ローカルネットワークのIPアドレスは、192.168.10.0/24」

という記述があります。


というわけで、
「192.168.10.1」です。


じゃ、ないですね・・・。

この記述は、「A社のルール」を表すもではなく、
現状のローカルネットワークのIPアドレスを指すもの、
だと読み取りましょう。

そうでは、ありません。

注目すべきは、
公開ネットワークのプライベートアドレスが、

192.168.0.1 ← ファイアウォールのインターフェイス
192.168.0.2 ← メールサーバ
192.168.0.3 ← DNSサーバ
192.168.0.4 ← Webサーバ
192.168.0.5 ← プロキシサーバ

と、なっている点です。

この点から、A社には、
192.168.0.0/24 をプライベートアドレスとして
採番するルールがあると読み取れます。

よって、192.168.0.0/24 の中で、
未使用かつ、最も若い番号ですから、
「192.168.0.6」を解答する事になるようです・・・。


ふー。疲れました・・・。


私も、まだまだまだまだまだ未熟者のようです・・・。


今回は、勉強になりました・・・。


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最終更新日時 2005.06.01 07:40:50
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2005.05.13

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験_午後1_問1_解説(その4) 

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験解答速報

今回は午後1_問1_設問3に入ります。

「なんの話?」という方は↓↓こちらからどうぞ。↓↓
平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験_午後1_問1_解説

設問3は以下のような問題でした。

↓↓↓↓↓平成17年度春期ソフトウェア開発技術者_午後1_問1_設問3↓↓↓↓↓
設問3

A社では更に、図2のようにプロキシサーバ(キャッシュサーバ)を設置し、
インターネット上のWebコンテンツへの反復アクセスの高速化を図ることにした。

クライアント端末のWebブラウザではプロキシサーバの設定をして、
プロキシサーバ経由でインターネットにアクセスするようにした。

図2及び表2は、この変更後のA社のネットワーク構成及びアドレス変換テーブルである。

表2中の(@h)、(@i)に入れる適切なアドレスを答えよ。

なお、解答が複数考えられる場合は、そのうちの最も若い番号のアドレスを答えよ。

(@f)、(@g)には、表1と同じアドレスが入るものとする。

h17_sw_t1_s3_zu2



表2 変更後のA社のアドレス変換テーブル
変換対象変換元アドレス変換先アドレス変換タイプ
メールサーバ192.168.0.2233.x.255.21対1
DNSサーバ192.168.0.3(@f)1対1
Webサーバ192.168.0.4233.x.255.41対1
プロキシサーバ192.168.0.5(@h)1対1
クライアント端末(@g)/26(@i)多対1









↓↓↓↓↓以下解き方↓↓↓↓↓

@f ,@gについては、
表1と同じアドレスが入る訳ですから、

@f:233.x.255.3
@g:192.168.10.128

が入ります。

で、@hに関しては、プロキシサーバが外部へ出て行く為の、
アドレスが必要ですから、グローバルIPアドレスが入ります。

A社に割り当てられたグローバルIPアドレスの内、
未使用なものかつ、最も若い番号のアドレスですから、

「233.x.255.5」が入ります。

そして、@iですが・・・、


まず、問題文に、以下の2つの記述があります。

「~クライアント端末のWebブラウザではプロキシサーバの設定をして~」
「~クライアント端末からインターネットへのアクセスは、Webコンテンツのアクセスだけ~」

この記述から、クライアント端末は、
外部アクセスをする必要がなくなります。

外部アクセスしないのであれば、
おのずと、NATを行なう必要性がなくなります。

なので、@iには、
「変換しない」が入ります。


と、言いたいところなのですが・・・、

問題文には、さらに、
「~適切なアドレスを答えよ。」
とあります。

困りました。
「変換しない」はアドレスでは、ありませんね・・・。

というわけで、なんらかのアドレスを割り当てなければ、
ならないのですが・・・、

外部アクセスをしない以上、
どんなアドレスを割り当てても良い
はずです。


で、A社が自由に使えるアドレスの内、
問題文にある最も若い番号
は、RFCの規定するプライベートアドレスの中から、
「10.0.0.1」がそれにあたると思います。

なので、
正解は「10.0.0.1」でしょうか?


うーん・・・。


「192.168.10.128/26」のアドレスを、
「10.0.0.1」に変換する・・・。


果たして、意味があるんでしょうか?


で、実務で私がこのような場面にでくわした場合、
何を割り当てるかと考えると・・・。

おそらく現状の「233.x.255.6」の設定を、残します。


クライアントの台数は、たかだか50台ですが、
その全てが稼動して、大容量のファイルを、
同時にダウンロードするような場合、
プロキシサーバへの負荷は相当なものになります。

その為、プロキシサーバがボトルネックとなって、
本来の目的である「Webコンテンツへの反復アクセスの高速化」
が実現できない可能性があります。

また、このネットワーク構成だと、
プロキシサーバに何か問題があって停止する場合、
50台のクライアント端末の全てに影響が出ます。


なので、クライアントが直接インターネットへ
アクセスできる手段を残しておく為、
現状の「233.x.255.6」の設定を変えない
という手段を取ると思います。


ですが、この解答だと、
プロキシサーバの導入が解答に反映されない
ことになります。


うーん・・・。
まいりました・・・。

正直言ってお手上げです。
解りません・・・。


なんと無責任な!!
と思われるかもしれませんが、
解らないものは解りません・・・。

ごめんなさい・・・。



良い意見のある方。どうか助けてください・・・。


↓↓↓この問題に関しては、IPAからの解答例が発表されました。(2005/5/31)↓↓↓
次回ブログ

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最終更新日時 2005.05.14 01:25:06
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2005.05.02

平成17年度ソフトウェア開発技術者_午後1_問1_解説(その3) 
[ ソフトウェア開発技術者 ]  

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験解答速報

今回は午後1_問1_設問2に入ります。

って前回、前々回のブログを読んでない方には、
さっぱりだと思うので、
前回を読んでない方は↓↓こちらからどうぞ。↓↓
平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験_午後1_問1_解説

設問2は以下のような問題でした。

↓↓↓↓↓平成17年度春期ソフトウェア開発技術者_午後1_問1_設問2↓↓↓↓↓
設問2

公開ネットワークの各サーバとローカルネットワークのクライアント端末で、
インターネットへの接続を可能にするために、
ファイアフォールでNATによるアドレス変換を行う。

表1のA社のアドレス変換テーブルの中の(@f)、
(@g)に入れる適切なアドレスを答えよ。

なお、解答が複数考えられる場合は、
そのうちの最も若い番号のアドレスを答えよ。

表1 A社のアドレス変換テーブル
変換対象変換元アドレス変換先アドレス変換タイプ
メールサーバ192.168.0.2233.x.255.21対1
DNSサーバ192.168.0.3(@f)1対1
Webサーバ192.168.0.4233.x.255.41対1
クライアント端末(@g)/26233.x.255.6多対1








↓↓↓↓↓以下解き方↓↓↓↓↓

@f から順番に解いていきましょう。

@f は表より、DNSサーバのアドレスが入る事が解かります。

そして、変換元アドレスが、「192.168.0.3」となっていますから、
これは、プライベートIPアドレスですね。

なので、変換先アドレスには、
グローバルIPアドレスが入る事になります。

そして、A社に割り当てられているグローバルIPアドレスは、
問題文中より、「233.x.255.0/29」である事が解かります。

おや、「233.x.255.0/29」?

「/29」って何?

これは、CIDR表記といって、
そのアドレス中の「ネットワーク部」がどこまでなのかを、
表します。

(CIDR、ネットワーク部については、
前々回の解説をご参照ください。)

この場合、先頭より29ビットがネットワーク部だという事になります。

そして、IPアドレスは全体で32ビットですから、
残りの3ビットがホスト部になります。

同時に、3ビットで表せる数は、8ですから、
A社は、6つIPアドレスを端末用に使用できる事になります。

(8つではない理由については、前回の解説をご参照ください。)

具体的には、

233.x.255.1
233.x.255.2
233.x.255.3
233.x.255.4
233.x.255.5
233.x.255.6

の6つになります。

233.x.255.0は使用できません。
ホスト部が全て0の場合は、ネットワークそのものを、
指す為です。

後は、この中で使用済みのIPアドレスを、除きます。
使用済みのIPアドレスは、以下のとおりです。

233.x.255.1 → ファイアウォールのISP側のインターフェイス
233.x.255.2 → メールサーバ(表より)
233.x.255.4 → Webサーバ
233.x.255.6 → クライアント端末

なので、使用できるIPアドレスは、

233.x.255.3
233.x.255.5

になります。

ここで、問題文に
「解答が複数考えられる場合は、
そのうちの最も若い番号のアドレスを答えよ。」とあるので、

@f は、233.x.255.3 に決まります。

続いて、@g ですが、
@g は、変換先アドレスがグローバルIPアドレスである「233.x.255.6」
になっていますから、プライベートIPアドレスを入れる事になります。

また、右端に「/26」という記述がありますから、
クライアント端末のネットワークアドレスを、
答えさせる問題であることが解ります。

ここで、問題文に、
「・各クライアント端末:192.168.10.129~192.168.10.178」
という記述がありますから、
そのネットワークアドレスである
「192.168.10.128」を解答しましょう。


というわけで、解答は、

@f:233.x.255.3
@g:192.168.10.128

になります。




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最終更新日時 2005.05.03 00:53:22
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2005.04.28

平成17年度ソフトウェア開発技術者_午後1_問1_解説(その2)  (2) 
[ ソフトウェア開発技術者 ]  

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験解答速報

今回は午後1_問1_設問1の後半戦です。

って前回のブログを読んでない方には、
さっぱりだと思うので、
前回を読んでない方は↓↓こちらからどうぞ。↓↓
平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験_午後1_問1_解説

さて、キーワード「NAT」(ネットワークアドレストランスレーション)の、
お話に入る前に、グローバルIPアドレスと、
プライベートIPアドレスについて、一応、ご説明したいと思います。

グローバルIPアドレスとは、
インターネットに接続された個々の端末を識別する為の、
識別子で、全世界で一意となるアドレスです。

その割当ては、日本では「JPNIC」が行っており、
勝手に使用する訳にはいかず、
通常は、ISP(インターネットサービスプロバイダ)に、
お金を払って割当てを受けることになります。

一方のプライベートIPアドレスとは、
インターネットに直接接続されていない端末に対し、
ローカルエリア内で、一意となるように、
割り振るIPアドレスです。

その管理はローカルネットワークの管理者が、
独自に行います。

さて、プライベートIPアドレスは、
基本的には、何を付与しても構わないのですが、
一応、指針があります。

RFC(TCP/IPを標準化する為に公開された文書)
で公開されているプライベートアドレスの指針は以下のとおりです。

1.ホストアドレスが24ビット
・10.0.0.0~10.255.255.255

2.ホストアドレスが20ビット
・172.16.0.0~172.31.255.255

3.ホストアドレスが16ビット
・192.168.0.0~192.168.255.255

問題文に登場するプライベートIPアドレスは、
この指針の内、ホストアドレスが16ビットの範囲に
全て収まっているのが確認できるかと思います。

さて、グローバルIPアドレスと、プライベートIPアドレスが、
解かったところで、「NAT」の解説に入りたいと思います。

インターネットに接続する為には、
前述のとおり、グローバルIPアドレスを、
割り振る必要があります。

しかし、グローバルIPアドレスは、
前回の解説のとおり不足しており、
ローカルエリア内に存在する全ての端末に、
グローバルIPアドレスを割り振れるほど多くは、確保できません。

その為、インターネットに接続する時だけ、
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに、
動的に、置き換えてしまおう。

というのが、「NAT」です。

「NAT」は通常「ルータ」や「ファイヤウォール」で、
実装されます。

前回の解説の「お手紙」の例でいくと、
差出人の住所を私的なものから公的なものに置き換えるわけです。

通信が成功すると、インターネット上の通信相手の端末は、
その公的な住所に対して返信を行います。

そして返信の「お手紙」が再び、「ルータ」や「ファイヤウォール」に届き、
今度は、あて先の住所を公的なものから私的なものに置き換え、
ローカル端末に送り届けます。

これを繰り返し、通信を維持していくわけです。

ここで「お手紙」の正体を明かします。

「お手紙」の正体は「IPデータグラム」です。

あれ「パケット」じゃないの?

とお思いの方。

はい。「パケット」でも良いです。

ただ「パケット」という言葉は、
本来、ネットワーク層のデータ転送するまとまりを指す言葉で、
IP以外のネットワークでも使用される言葉なんです。

ただ、最近はネットワーク層のプロトコルといったら、「IP」
というほど、「IP」が普及した為に、
「パケット」といったら、ほとんどが
「IPデータグラム」を指す状態になりました。

そして、いつのまにか「パケット」の方が一般化しました。

ただし、「パケット」という言葉が出てきたからといって、
IPネットワークだと断定はできないので、
その点には、留意しましょう。

さて、この「パケット」はどのような姿をしているのでしょうか?

我々が日常使用しているIPネットワークの、
パケットは、以下のような構成になっています。
※カッコ内はビット数を表す。

・バージョン番号(4)
・ヘッダ長(4)
・サービスタイプ(8)
・全長(16)
・識別子(16)
・フラグ(3)
・フラグメントオフセット(13)
・生存時間(8)
・プロトコル(8)
・ヘッダチェックサム(16)
・送信元アドレス(32)
・あて先アドレス(32)
・オプション(任意)
・パディング(任意)
・データ(任意)

先頭のバージョン番号には、
「0100」(十進数で言うと「4」)が、
設定されており、バージョン4(IPv4)である事を表しています。

また、次世代のプロトコルである「IPv6」の構成は、
以下のようになっています。
※カッコ内はビット数を表す。

・バージョン番号(4)
・トラフィッククラス(8)
・フローラベル(20)
・ペイロード長(16)
・次ヘッダ(8)
・ポップ制限(8)
・送信元アドレス(128)
・あて先アドレス(128)
・拡張ヘッダ(任意)
・データ(任意)

IPv4との大きな違いは、
「あて先IPアドレス」「送信元IPアドレス」
共に IPv4の32ビットから128ビットになっていること
です。

その為、IPアドレスの不足の問題が根本的に解決されるというわけです。

なので、現在、IPv4からIPv6への移行作業が全世界で進められている訳ですが、
あまり思わしくない状況です。

というのも、
何しろコストがメチャメチャかかります。

前回、IPネットワークは、「バケツリレー」というお話を、
ちょろっとしたかと思いますが、
インターネット上の2つの端末が通信をする為には、
途中に、いくつもの「郵便局」が介在します。

なので、両端の端末が「IPv4」から「IPv6」に移行する場合、
途中の経路に存在する「郵便局」の全てに「IPv6」対応を、
行わなくてはなりません。

そんな中、「日本」はIPアドレス不足に対する危機意識が強く、
意欲的にIPv6化に取り組んでおりますが、
「日本」以外の諸外国では、全然進んでないのが現状のようです・・・。


というわけで、

(@c)には、プライベート(ク)
(@d)には、グローバル(キ)
(@e)には、IPv6(オ)

が入ります。

ご参考になりましたでしょうか?

続きは、次回また解説いたします。

ご期待ください。


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最終更新日時 2005.04.29 01:02:06
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2005.04.26

平成17年度ソフトウェア開発技術者_午後1_問1_解説(その1) 
[ ソフトウェア開発技術者 ]  

平成17年度春期ソフトウェア開発技術者試験解答速報
について、解答は解かったが、
あんたはどうやってその解答を導き出したんだ?
解答方法も教えてくれ。

という要望がいくつかありましたので、
可能なかぎり、解説しようと思います。

で、どっからいこうかなぁ。
と考えていたのですが、

午前問題については、過去問からの出題が多く、
他のサイトで解説されている事もあるので、
ここではあえて解説せず、
どこにもまだ解説されていないであろう午後問題に
的を絞って解説したいと思います。

で、一発目の今日は、午後1_問1について、
解説したいと思います。

午後1_問1は、以下のような問題でした。

↓↓↓↓↓平成17年度春期ソフトウェア開発技術者_午後1_問1↓↓↓↓↓

問1
インターネットのIPアドレスと社内ネットワークの
インターネットへの接続に関する次の記述を読んで、
設問1~3に答えよ。

インターネットでは利用者の増加に伴って、
IPアドレスが不足してきた。

そこで、ネットワーク部の長さが(@a)の倍数に限られる固定式に代わり、
(@b)単位でネットワーク部の長さの設定が可能な
クラスレスインタードメインルーティング(CIDR)が導入され、
家族や小・中規模事業者に少数のアドレスが配布されるようになった。

配布されたIPアドレスの数よりも端末の数が多い場合には、
端末に対して(@c)IPアドレスを付与し、
ルータなどを使って複数端末に一つの(@d)IPアドレスを
対応付けるネットワークアドレストランスレーション(NAT)の
利用が一般的になった。

NATを使うと、端末からインターネット上のサーバへの
アクセスは可能になるが、
インターネット上の別の端末からNATを利用している端末への通信は、
ルータで個別に設定しない限りできない。

これでは、例えば、IP電話のような
エンド・ツー・エンド・アプリケーションの利用は困難なので、
次世代のプロトコルである(@e)の普及が期待されている。

A社では、インターネットサービスプロバイダ(ISP)から
233.x.255.0/29 のIPアドレスを割り当てられている。

また、A社のネットワーク構成は図1のように、
ファイヤウォールを使って、メールサーバ、
DNSサーバ及びWebサーバを公開ネットワークに設置し、
ローカルネットワークには50台のクライアント端末を設置している。
クライアント端末からインターネットへのアクセスは、
Webコンテンツのアクセスだけである。
h17_sw_gogo1_zu1.gif
図1におけるIPアドレスの割当ては、次のとおりである。

(1)公開ネットワークのIPアドレスは、192.168.0.0/24 である。
(2)ローカルネットワークのIPアドレスは、192.168.10.0/24 である。
(3)ファイアウォールの各インターフェースのIPアドレスは次のとおりである。
・ISP側インターフェース:233.x.255.1
・公開ネットワーク側インターフェース:192.168.0.1
・ローカルネットワーク側インターフェース:192.168.10.1
(4)公開ネットワークの各サーバとローカルネットワークの
   各クライアント端末のIPアドレスは、次のとおりである。
・メールサーバ:192.168.0.2
・DNSサーバ:192.168.0.3
・Webサーバ:192.168.0.4
・各クライアント端末:192.168.10.129~192.168.10.178

設問1 本文中の(@a)~(@e)に入れる適切な字句を
    解答群の中から選び、記号で答えよ。
    
    
解答群
ア 1ビット
イ 4ビット
ウ 8ビット
エ IPv4
オ IPv6
カ インターナル
キ グローバル
ク プライベート


↓↓↓↓↓以下解き方↓↓↓↓↓

(@a)から順番に解いていきましょう。

この問題を解く為には、問題文中のキーワードである
「ネットワーク部」について、正しく理解している必要があります。

さて、IPアドレスにおける「ネットワーク部」ってなんでしょう?


と、その前に、IPネットワークの仕組みについて、
お話しようと思います。

IPネットワークで情報を送信する際には、
自分の送りたい情報に、「IPアドレス」というあて先をつけて、
ネットワークへ送りだし、
ネットワーク上の個々の端末は、
その「IPアドレス」を基に、目的の端末を目指し、
次々とバケツリレーのように情報を受け渡し、
目的の端末へ送り届けます。

この仕組みは、郵便に似ています。

郵便を利用して「手紙」を出した場合、
郵便局では、その「手紙」に書かれている「郵便番号」を基に、
まず、目的の相手のいる場所を管理している「郵便局」を求め、
その郵便局へ「手紙」を搬送します。

そして「手紙」の搬送先となった「郵便局」では、
自分の管轄のエリアの地図を広げ、
「番地」や「名前」を基に「手紙」を届けます。

この「郵便番号」がネットワークアドレスにあたり、
IPアドレスの中で「郵便番号」を表している部分を
「ネットワーク部」と言います。


そして「番地」や「名前」を表している部分を、
「ホスト部」と言います。


「ネットワーク部」が解かったところで、
具体的に、IPアドレス中の、
どっから、どこまでが「ネットワーク部」であるか、
見ていきましょう。

ネットワーク部の長さは、
「クラスA」「クラスB」「クラスC」
という決まりにより公的に定められています。

ここで、IPアドレス(32ビット)を、
上位ビットより1~32まで番号を付けると、
以下のように決まっています。

「クラスA」
ネットワーク部:1~8ビット
ホスト部:9~32ビット

「クラスB」
ネットワーク部:1~16ビット
ホスト部:17~32ビット

「クラスC」
ネットワーク部:1~24ビット
ホスト部:25~32ビット

ここで、ホスト部のビット数に注目してください。

IPアドレスは、端末を一意に識別する番号ですから、
ホスト部のビット数で、個々の「郵便局」において、
管理できる端末数が以下のように決まります。

「クラスA」
ホスト部が24ビット → 16,777,214台の端末を管理可能

「クラスB」
ホスト部が16ビット → 65,534台の端末を管理可能

「クラスC」
ホスト部が8ビット → 254台の端末を管理可能

おい、8ビットだったら256だろ!!
とお思いの方。

鋭いですね。

管理可能な端末数は、そのビット数で表現できる数から、
2を引いた数字になっています。

これは、IPアドレスのある決まりによるものです。

決まり1
ホスト部が全て0のアドレスを、
ネットワークアドレスと呼び、
ネットワークそのものを指すアドレスとする。

決まり2
ホスト部が全て1のアドレスを、
ブロードキャストアドレスと呼び、
ネットワーク上の全端末を指すアドレスとする。

以上の2つの決まりにより、
ホスト部が全て0か1のアドレスは、
端末のIPアドレスとしては使用できません。


よって、管理可能な端末数は、そのビット数で表現できる数から、
2を引いた数字になります。


という訳で、254台以下の端末を管理する郵便局には、
「クラスC」のネットワークアドレスを割当て、
255台~65,534台の端末を管理する郵便局には、
「クラスB」のネットワークアドレスを割当てるといったように、
郵便局のネットワークアドレスを決めています。


「いやー。郵便番号の長さが変っちゃうのは、キツイだろ。
どっからどこまで、郵便番号なのかはっきりしてくれないと、
困るんだよねぇ。」

という「郵便局」の要望にお答えする為に、
もう一つ、以下の決まりがあります。

IPアドレスのネットワーク部の長さ(クラス)は、
その先頭ビットで識別できるようになっています。


「クラスA」→ 先頭「0~」
「クラスB」→ 先頭「10~」
「クラスC」→ 先頭「110~」

というわけで、「手紙」を受け取った郵便局は、
IPアドレスの先頭3ビットを見て、
ネットワーク部の長さを求め、
搬送先の郵便局を決める事ができるようになります。

便利ですね。


しかし、問題があります。

郵便局の管理する端末数によっては、
使用されずに無駄となるIPアドレスが、
大量に発生する。


という問題です。

例えば、管理端末数が「300」台の、
郵便局があったとします。

この場合、「クラスB」のアドレスを、
割り振るしかありません。

しかし「クラスB」は、65,534個の端末を
管理できるわけですから、65,234個もの、
IPアドレスが無駄になります。

このことが、問題文の
「IPアドレスが不足」に拍車をかけてきました。


そこで、登場したのが、「CIDR」です。

CIDRは、従来の
「クラスA」「クラスB」「クラスC」の枠をとっぱらい、
1ビット単位で「ネットワーク部」を決める規格です。


このCIDRの導入により、
管理する端末数に合わせたネットワーク部を、
割り当てる事ができるようになります。

例えば、前述の管理端末数「300」の郵便局の場合、
9ビットあれば、全端末を管理できますから、
23ビットのネットワーク部と、
9ビットのホスト部を持つIPアドレスを、
割り振ります。

9ビットで管理できるホスト数は、510ですから、
無駄になるIPアドレスは210まで削減できます。


しかし、そのCIDRを適用する場合、
「どこからどこまでがネットワーク部なのか判断がつかない」
という問題がまた浮上してしまいます。

その問題については、隣接する各郵便局同士が、
自分の管理しているネットワーク部の長さを、
事前に通知しあっておく。


という形で、補っています。


という訳で、
(@a)には、8ビット(ウ)
(@b)には、1ビット(ア)

がそれぞれ入ります。

ご参考になりましたでしょうか?

続きは、次回また解説いたします。

ご期待ください。

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最終更新日時 2005.04.27 00:26:02
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