松下ラムダッシュES8259

当ブログでも異色のレビュー、今回取り上げるのは松下の
2007年モデルシェーバー、ラムダッシュES8259。「世界が
驚く四枚刃」のキャッチフレーズのとおり、従来の三枚刃
シェーバーに3Dパターン加工を行った「フィニッシュ刃」
を追加した四枚刃シェーバーの最上位モデルです。最上位
ですので全自動洗浄充電システムが付属し、液晶表示が搭載
されています。ピアノブラックの本体も高級感が漂います。

・・・ゑ、ケチくさい管理人がこんなもの買うはずないって？
その通り、これはモニター当選品です(･∀･)ﾆﾔﾆﾔ

しっかし444名って太っ腹ですよねー。高い店でこのレビュー
を書いた当時4万してた機種なので、単純計算で444×4で
1776万円プラス送料を松下が自腹で切ってますからねー。
松下も四枚刃になかなか自信があるようなのですよ、にぱー☆

それはともかくまずは外箱から。

如何にも「フラグシップです」と言ったテイストのデザイン。
しかもシェーバー1台とは思えない箱の大きさ。とりあえず
価格に見合った箱だとは言えそうです。まぁ全自動洗浄充電
システムとケースなどかさばる物が多いので、これくらいの
外箱サイズになってしまうのは致し方ないみたいですけどね。

早速本体を取り出して今まで使用していたシェーバーと比較。

明らかに差がありすぎ。ES8259の方は手になじみ握ったとき
の圧力が均等に掛かる「エルゴカーブデザイン」を採用しており、
持ちやすくなっています。また、「全方位フロートヘッド」で
ヘッド部が大きく可動するため、肌に密着して快適にシェービング
できます。ちなみにこのフロートヘッドは固定することもできます
ので、好みに合わせたシェービングも行えます。

本体中央ちょっと下にあるのが液晶ディスプレイで、電池残量や
使用時間・洗浄や刃点検を催促する表示が行われます。オレンジ
バックライト付きで見やすいです。そして一番の売りの四枚刃。

上から2番目が「フィニッシュ刃」となっています。四枚刃という
ことで、ヘッド部分もずいぶん大きく感じますが鼻の下を剃る
場合などでも特に苦労はしません。全部の刃が当たっているのか
どうかは確認していませんが、ちゃんと剃れているので問題は
ないみたいです。ちなみにこの替え刃は結構高いです。

肝心の剃り具合ですが、明らかに以前使用していたシェーバーより
深剃りできています。以前使用していたシェーバーで普通に剃る
と剃り残しが結構ありましたが、これで剃ると今までのシェーバー
と同じように使ってもかなり深剃りできます。これは驚き。それと
以前のシェーバーで深剃りしようと思うと肌が痛くてかなわなかった
のですが、こちらはある程度強く当てて剃っても大して痛くないです。
2004年に購入したシェーバーから3年でずいぶん進化したなぁと。

そして二番目の売り、全自動洗浄充電システム。シェーバーを
セットするだけで自動的に刃の洗浄や除菌・乾燥・充電を行って
くれるシステムで、数年前から各社で採用が始まりましたが初期の
ものは端子に自分でセットする必要があったりで少々面倒でした。
が、ES8259付属の同システムは端子の接続が不要。と言うのも
ヘッドを下にして入れるだけでグリップ部分に用意された端子が
システムの端子と接触して準備が完了するため。携帯電話機の
卓上ホルダーのような感じですね。後はSELECTボタンを押して
洗浄・乾燥・充電コースを選択すれば洗浄スタート。

本体底面にセットした専用洗浄剤を、背面にセットしたタンクの
水道水と混ぜ合わせて洗浄液を生成し、それが自動的にたまって
きて洗浄されます。給水・排水・洗浄が何度か行われた後、
内蔵ヒーターとファンによる乾燥がスタート。乾燥が終了すると
自動的に充電に入ります。1コースで大体2時間程度。長い気も
しますが、洗浄後にオイルを注す手間さえ省けるのでかなり便利。

シェービング後、1コース終了後のヘッド内部。文句なしの綺麗さです。
専用洗浄剤と生成された洗浄液はおよそ30回の洗浄に使えるようで、
専用洗浄剤は3コで1,500円程度。ランニングコストは高めですが、
ほぼ手入れ要らずと考えれば安いものかと思われます。

後は細かいところでACアダプタ、今までのモデルだと普通のACアダプタ
も多くタップなどに接続する際大きくて邪魔だったのですが、本機は
横に長いACアダプタを採用しています。これだと縦に長い6つ口タップ
や、壁コンセントなどで他の機器の接続に影響されることなく繋げ
られますね。サイズも携帯のACアダプタを1回り大きくした程度で
なかなかコンパクトかと。付属のケースも持ち歩く際には便利。

と言うことで満足度はかなり高く、やはり値段相応もしくは値段以上
のシェーバーだと思ったのが今回の総評。長く使っていきたいところです。