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いよいよ今年も盆休みに突入した11日の土曜日、天候は曇りのち雨。雷まで鳴り出す
くらいには不安定な天候でしたが、おかげでかんかん照りな日に比べれば気温が それほど高くならなかったので屋外での作業にはちょっと良かったです。まぁきちん と水分補給する必要はありますけどね。自室のエアコンは普通にずっと稼働してまし たが。予報だと天候の悪い日もいくつかある盆休みですが、有効活用したいところで すねー。 ともあれ今日の日記、初日から体力使いまくりでかなり疲れました(ぉ 明日お出かけなのにこれはちょっとやりすぎたかな・・・感が。 ・盆休み1日目、早速親の部屋に余っていたエアコンをDIYで取り付けてみた ぼけーっと過ごすとすぐに終わってしまいそうな5日間の盆休みの初日ですが、ここ は予定通りに親の部屋へのDIYエアコン取り付けを行うことにしました。天候的には イマイチらしいのですが、大雨になると言う予報ではなかったのでそれなら何とか なるかなーと。まーこの時にあんなオチが付くことになろうとは思いもよらなかった わけですが。まずは室内側からやっつけることにします。すでに室内機取り付け位置 周囲の寸法を測って据付板をボードアンカーを4本使って固定してあったので、次は 据付板に合わせて配管穴を開けていきます。本業でやっている人のようなホールソー は残念ながら持ち合わせていないので、配管スリーブを壁に当て穴の形にマーキング してその線に沿ってドリルドライバーで穴を開けていき、最後に切り取る感じで穴を 開けることにしました。室内側は単なる石膏ボードなのでさっくりと空き、幸い内部 に構造体に関係する部分もなかったのであとは外壁側に穴を開けます。これがなか なかの手間で、どうも外壁側はそれほど厚くはないものの金属板がついているような ので室内側と違って円状に穴を開けていって最後に叩くといったことができません。 いろいろ試行錯誤しつつ、結局缶切りの要領で穴と穴をドリルを動かしながら繋いで いって最終的にねじり取りました。内部はただの木材だったので、ここはドリルで 穴を開けながら叩くと普通に取れて途中休憩を入れると2時間近くかかりながら無事 穴が開きました。室内側からスリーブを入れて 見た目はよくあるエアコン取り付け中の風景になりました。次に室内機を壁に掛ける ための準備ですが、 渡り線用のVVFケーブルを本体に差し込みドレンパイプを正面から見て右出しに変更 します。通常新品のエアコンなら元から右なのですが、今回のは前に使われていた ところで左から出していたようだったので変更する必要がありました。ゴムブッシュ もちゃんと移植しないと水が漏れますので注意しませう。VVFケーブルと配管・ドレン パイプをまとめたらビニールテープでまとめ、途中までキャンバステープを巻いて おきます。非粘着テープなので巻き始めはビニールテープを巻いておく必要があり ます。あとは壁に掛けるわけですが、結構無理な体勢で配管穴に配管を通しつつ 本体の上部を据付板のフックにかける必要があるので大変です。素人なので変な とこの筋肉を使った感じがします。こりゃ後日筋肉痛ですねー。何とかかかって がっちり固定されました。 エアコンらしくなりました。まぁ自室でも似たような感じで数年使っていましたが、 配管は繋いでいませんでしたからねー。外壁側はこんな感じになっています。 配管がみょーんと飛び出しています。また休憩を入れつつ配管類の接続作業を行い ます。購入した配管キットからドレンホースを取り出して、本体から出ているドレン パイプに繋いでビニールテープぐるぐる巻きにして固定します。固定が緩いと、経年 でテープが外れて水が配管の途中からだだ漏れますので注意が必要です。次に配管の 接続作業、DIYでエアコンを取り付ける場合通称手ルクレンチで勘に頼ってモンキー スパナで接続していく場合が多いようですがもちろん勘なので失敗することも多々 ありガス漏れの原因になりますので、今回は きちんとレンタルしたトルクレンチでフレアナットを締めていきます。締め方にも 作法があるようで、配管のフレア加工部分を本体からの配管にまっすぐ当ててナット をまっすぐ下ろして手締めしていき、手で回らなくなったところでモンキースパナを 本体側配管の接続口に当てて固定して、フレアナットをトルクレンチで締めていき ます。もちろんトルクレンチの矢印の向きを締める方向に合わせないといけない っぽいのでその辺はちゃんと見ておきませう。規定のトルクで締まるとレンチの首 がかくんと折れてそれ以上締められなくなってトルクが分かります。細いほうは簡単 に締め上げられますが、太い方は結構力が必要です。それでも何とか締め上げられ ました。VVFケーブルとドレンホースと共に合わせてビニールテープで間隔を空けて まとめ、キャンバステープで巻いていきます。たるませるとあんまり意味が無くなり ます。本来は配管の末端から上に巻いていくことで水が入りにくくなるようですが、 今回は配管カバーを付けますし末端からだと結構大変なので普通に上から巻いて ます。配管を窓枠の周囲に合わせて曲げていきながら這わせます。外壁の配管穴に は隙間が空いていますので、 パテで隙間を埋めます。配管カバーを付けるからとパテ埋めしない業者もいるみたい ですが、もちろんつけないと外と繋がったままになって害虫とか入りやすくなるので きちんと付けましょう。パテは単なる粘土みたいな物なので、某パンアニメのごとく こねこねして詰めるだけです。ちょっとで足りるかと思いきや、余っていたパテを 全部使い切っちゃいました。60φくらいでも普通の配管だと余るんですねぇ。写真 ではすでにウォールコーナーのベースを取り付けてありますが、配管を曲げた後だ とドライバーが入りにくいので先に付けておきましょう。この後ウォールコーナー のカバーを填めてネジ止めします。配管カバーを配管に合わせて付けていきます が、どうも家の角ということで材質が違うのかネジもドリルも歯が立たずカバーを ネジ止めできず。それに配管穴の位置的に、配管のジョイント部分がちょうど角に 来るため綺麗に曲げることができずまさかの配管カバー取り付け断念という感じに。 ・・・いや、蛇腹タイプのを買ってくればある程度は入りそうなのですが、やはり ネジ止めできない外壁がネックですねぇ・・・。接着剤か何かを検討することにし て、とりあえずキャンバステープを巻いてあるのでそれでしのぐことにしました。 配管を室外機の接続口のところまで曲げながら持って来て、あとは配管と配線を 繋ぐだけです。ドレンホースはベランダの手すりのところから雨樋に這わせて下に 落としています。この下はあまり人が行き来しないので、垂れ流しても問題なさ そうですしね。問題があれば延長して下まで下ろす方向です。室外機への配管の 接続は先ほど同様にトルクレンチを使い、配線も室内機と同様に被覆を剥いて繋ぐ 形になります。きっちりやっていよいよ真空引き作業です。 量販店の委託している工事業者によってはガスの圧力で配管内の空気を押し出す ガスパージといった方法をとる場合もあるようですが、ガスが空気と共に多少抜け るとかガスと空気が混ざって能力が低下するとか故障の原因になるとか問題が多く 推奨されていません。もちろん今回も簡単だからとその方法はとらず、レンタルした タスコの電動真空ポンプと真空ゲージを利用しました。室外機のサービスポートに 真空ゲージからのホースをつなぎ、真空ゲージと真空ポンプを繋ぎます。ポンプの 電源を入れてポンプとゲージのハンドルを開けると真空引きがスタートし、ゲージ で達成状況を確認できます。しばらくすると針が-0.1MPaを切った状態で止まります が、雨が降っていたのでちょいと長めに真空引きしておきました。真空引きが済んだ ら必ずポンプ側のハンドルを閉じてからポンプの電源を切り、5分くらい放置して ゲージの針が戻らなければ配管に漏れている箇所は無いことになります。あとは サービスポートからホースを取り外してナットを締め、2方弁と3方弁のバルブを 開けてガスを配管に流し込めば取り付け工事は終了です。・・・が、ここで問題 発生。バルブを開けようとキャップを外すとどうも最初からバルブが全開です(汗 と言うことは最初からガスなんて入ってなかったんじゃ・・・という疑惑が生まれ るわけですが、本体を買ったのは数年前の話なので文句を言うこともできません。 とりあえず真空引きして漏れている箇所が無いのは分かっていますし、ここから 新しいエアコンを買い直すと配管のフレアやり直しとかいろいろ面倒なので、まず はガスチャージするしかなさそうですね。電器店に頼むと戦慄が走るレベルの費用 のようですが、幸いオクでもガスとチャージ機器レンタルというのが出ていました のでこれを利用する方向です。室外機の表示を見ると標準状態で1kg程度のガスが 封入されているので、レンタルできる1kgのガスで足りる寸法です。 一応電源が入るかどうかなどはチェックし、室外機もファンが回るようだったので システム的には問題なさそうでした。そんなわけでエアコンの取り付けはとりあえず 済んだものの、実際に使えるかどうか試すにはまずガスチャージということで盆休み 空けの対応となりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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