オリンパスユーザーの皆さんとしては今度のE-M1Xはどんな印象だったのでしょうか
私は凄い本気だと捕えました!
このカメラが本気じゃないなぁと思えたらオリンパスとしてはもうカメラ事業撤退だろうなぁと
思っていましたが、もうここまでやられちゃうと本気も本気、大丈夫か?と心配しちゃう程の
入れ込みようです。
昔車の世界はF1レースに参加してその技術を見せつけると共にそこで培った技術をコンシューマーにフィードバックする流れが有りました。
今回のE-M1Xは正にその流れを汲んだ発表だったと思います。
正直この値段では手は出ませんが、昔一眼レフカメラを購入した時に一番高いレンズと一番高いカメラを見て憧れて頑張ってお金貯めてレンズやカメラを揃えていった時と同じ気持ちです。
何時かは買ってやるぜE-M1X!
モデル:さのすけさん
E-M1 + Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5 II
F7.1 SS1/250 ISO-200 FL-50R+オパライト
結局写真というのは、そのレンズの性能をいかに使いこなすかで決まるのですが、そこに至るまでの手間を如何に簡略できるかが勝負だったりもします。
照明・舞台・衣装などのセッティングを如何に短時間で行い撮影を行うか
これらを含めどんなレンズで撮影を行うのかとなります。
E-M1Xでシステムを揃える事が出来れば、そのセッティングの時間を相当省く事ができます。更に表現力としても上げる事が出来る。それが凄いです。
この写真を撮る時は
1.E-M1にCactusV6(無線スレーブ 送信)をセット
2.オパライトにFL-50R(フラッシュ)+CactusV6(無線スレーブ 受信)をセット
3.モデルさんにポーズをしてもらう
4.紙の紐を巻き巻き
5.ライティングを調整
6.撮影
という工程になります。
E-M1のEVFでピント合わせをするために、蛍光灯下で撮影していますが、やはりAFが迷います。
FL-50Rであれば充分な光量があるのですが、暗くてもピントが合えばその分連写が可能になります。
歩留まりも上がるので、より効率アップです。
更にサードパーティ製の無線スレーブを使用しているので、カメラではコントロールが出来ません。
無線スレーブを操作してコントロールする事になります。
操作の単純化があり更に効率アップです。
専用のFL-900Rを使用すればハイスピードシンクロも勿論、フラッシュを使ったハイレゾショット
ポートレート撮影が可能になります。
今まで出来なかった事がE-M1Xがあれば1日撮影したら今までは10カット程度だったのが50カットまで上げられるかもしれません。
こう書いていくと、E-M1Xはやっぱり欲しいなと思うカメラです。