バカネコ日記

本日はバカネコ講座番外編、
「パソコンのお掃除レポート」の前編。
長期間、手入れしないでパソコンを使うと、こうなるという実例報告。

ただし、この内容をマネして、パソコンがおかしくなったしとても
いっさい責任は持てないので、そのつもりでご覧いただきたい。


さて、パソコンは自分で発熱するくせに、高温に弱いという性質がある。
パソコン内温度があまり上がりすぎると、ハードディスクやCPUの寿命が縮む。

温度上昇によって壊れる前に、動作異常も現れる。
熱暴走というやつだ。
原因不明のエラー、突然の再起動、いきなり電源が落ちる．．．
夏場は特に起こりやすい。

これらを防ぐために、掃除が必要だというのが、
今回の主旨である。

それでは、ひとつずつ、見ていこう。

パソコンのケースには、たいてい排気ファンが装備されているが、
空気の出入り口がふさがっていては意味がない。

村長のパソコンには排気ファンだけでなく、吸気ファンもある。
これがその空気取り込み口。
こんなところは、普通の家庭用掃除機で、大ざっぱに吸い取ってしまえば充分だ。

　　

パソコン本体前面のプラスチックカバーをはずして、吸気口のフィルターを掃除。
ここは、ときどき掃除するから、それほど汚れていなかった。
もちろん、この内部には吸気ファンがある。
ここまでは、いつもやっている通常の掃除で、別段どうということもない。

　　



さて、今回は、もう少し奥の方までやるので、多少、道具も用意せねばなるまい。

掃除用に買ってきた、ビニールチューブ。
ホームセンターなどで、１ｍあたり150円くらいで売られている。
これは、内径が約５mmのもの。

　　


パソコン専用の掃除機などないから、普通の家庭用掃除機に
ビニールチューブを、そのへんにあったガムテープで固定して使う。
このチューブの長さだが、長すぎると吸引力が落ち、短すぎると作業性が悪くなる。
３０～４０cmくらいが妥当なところか。

　　


別の掃除機のブラシ付ノズルがあったが、ここの掃除機には口径が合わなかった。
これも、ガムテープを巻いて、強引に内径を合わせた。
（　PCのためなら何でもやらかす、必殺掃除人！　）

　　



さらに、ゴミをかき出すための小型の絵筆。
これも、ホームセンターで200円くらいで売っているやつ。

　　

これでとりあえず、パソコン内部クリ－ンアップ作戦の秘密兵器は、これで揃った。




発熱の最も過激な主犯格は、電熱器とまで揶揄される、ＣＰＵ。
こいつは放っておけば、手で触れないほど熱くなるので、
通常はヒートシンクだの、冷却ファンだの、あるいはその両方がついている。

これらにホコリがたまって、空気が流れなくなれば、当然、オーバーヒートする。

さっそく、パソコンのカバーをはずして．．．中の様子を見てみる。

　　

CPUの冷却ファンの汚れがひどかったので、掃除してみたが、
その奥の方は、どうしても手に負えない。
　　　　　　　　　　　　　↓
　　

まあ、表面だけはキレイになったが、
ファンをはずしてみるとその裏は．．．

　　

まるで、ズボラ主婦の換気扇状態．．．


　　　　　　　　　（　つづく　）



【注意】
　パソコンの分解組立は簡単なので、誰にでも出来ますが、
　知らぬ間にうっかりさわってトラブル．．．しかも原因不明！
　などという可能性もあります。
　充分な知識の無い方は、決して無理をなさらぬようにお願いします。

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　途中でわけがわからなくなっても、責任は負えませんので、あらかじめご了承下さい。


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