高齢猫の慢性腎不全闘病記

ニャンタンは慢性腎不全だけど、尿毒症とかは発症していない、潜伏型の腎不全だ。一見、「年寄り猫さんだから毎日寝てばかり」「高齢だから食べる量が少ない」だけの猫に見える。
でも、お医者さん曰く、「ニャンタンの腎臓はもう1/4しか機能していない」そうなのだ。気が動転していて、BUNやCre値は控えてなかったけど、つまりそういうことなのだ。

お医者さんの話では、これ以上腎臓を悪くしない為には、
　1.食事量を減らさない
　2.リンの摂取量を抑える
に気をつけて、ということだった。
食事量が減るのが一番悪いから、最悪、どんな食べ物でもあげてよい、ということらしい。特に、ニャンタンは血圧も高くない為、塩分もあまり気にしなくてよいとのこと。
ちなみに、お医者さんは、「ごはん」や「スジャータ（コーヒーミルク）」をオススメしていた。

もうひとつ、お医者さんが勧めてくれたのが、スケーリング（歯石除去）。
歯周病で食事量が減ってしまう猫さんもいるから、スケーリングすることによって回復する場合もあるらしい。
ただ、当然麻酔のリスクはある。さらに、腎臓への負担も高い。
とても悩んだ。
ニャンタンの気持ちがわからない、ダメ飼い主なのを思い知った。
散々悩んだ挙句、スケーリングしてもらうことに踏み切った。

後悔しないわけがない。
後悔が少ない道もない。
それでも、何かを選択するしかない。


自分へ＞明日から、ニャンタンの食事量とトイレ回数を記録しよう。