オニャンキーの世界

この世の女性をこよなく愛する私としては、その女性を敵にまわすようなことはとても書けない。

でも世の中には、「そんな記述でいいの？」という書き方で売ってる男性作家もなかにはいる。
私は、彼の言わんとしていることを、もう少し柔く加工して紹介することにします。

タイトルだけそのままズバリ書くと『女は不経済なドーブツ』
まず、人間を動物と表現するところで違和感を抱く人もいよう。
売り言葉に買い言葉。
「それじゃー男はスケベなドーブツ」なんてやり返されるのがオチだから気を付けたい。

さて、本題に入ります。
世の中には「女性は不経済に出来ている」とかたくなに信じている男性がいる。
美しくなるために化粧に掛ける。
時には高い金を払って整形美容にうつつをぬかす。
特売でいいいのがあると買い物に行きながら、他に目移りしてた買い物を買い、お金が不足したからといって特売品は翌日にまわすことなどざら。
ところが翌日もまた同じことをくり返し、３日も通い通すことだってある。


ここまで書くと、
「それって一部の女性のことでしょう。
普通の女性はもっと堅実で、ましてや家庭をもっている主婦は、そんな贅沢などしていませよ」という反論が出て来るだろう。
私もそう思う。
また、女房（恋人）が綺麗になれるならば、少々金がかかっても私は「それを善し」としたい。

でも、この作家は後段になり女性を見直している。
『しかし、女性はほんとうはきわめて経済的にできている」と。
どこが？
それはウンチ研究から判明。
ウンチの話題で気分が悪くなるようでしたら、この先は読まない方がいいかな？

男も女も一日三食食べるのが普通。
食べる量だって大差はない。
多少男性の方が多いかもしれないあが、その差はだいたい夫婦茶碗の差くらい。
ところが毎日のウンチ排出量を調べてみると成人男性の一日平均が１３５g。
それに対して成人女性の平均４１gだというから驚きだ。
何と女性は男性の３分の１以下しか排便していないというのです。
理由は簡単。
女性は食べ物をがっちり吸収して、無駄な排出はしないから。
すなわち、食べたものはとことん吸収して血や肉にになり、ほんとにどうにもならないカスだけが排出される。
それに比べて男性は、ことあるごとに飲んで食べてと騒ぐことが大好き。

もうその頃を知ってる人は数少なくなっているが、戦争末期の食糧難時代でも、女性はけっこう肥えていたひとも少なくなかった。
それは僅かな食べ物からでもがちり無駄なく栄養を取り込んでいからに他ならない。

だからタイトルや冒頭の女性を侮辱する言葉は、直ちに訂正である。
女性こそ、この世に神様がお造りになられたエコノミックな存在なのである。

これで謎が解けました。
お年寄りの生存率は女性が圧倒的に多いことが。

あらためて女性に敬意を表し、この弱き男性群をどうかよろしく面倒見て下さいと祈るのみ（笑）