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カテゴリ:生活
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健康・美容・環境を考えるメルマガ Vol.11 2002/9/27 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇ こんにちは。てまりねこです。皆さんお元気ですか? ここ、伊豆は冷たい雨が降っています。先日まで熱くて・・・なんて言って いたのが嘘のようです。昔の人はよく言いましたよね。 暑さ寒さも彼岸まで。なんてね。私の住んでいる所は、 本当にその暦どおりに季節が流れていくのですよ。 本日は朝ちょっと、あせりました。 子供がおなか痛い。のども痛い。顔を見るとなんか熱っぽそう。 うちは親子でアレルギーがあるので、まあ、いいか。なんていっているうちに ということもあるので、とりあえず学校休ませ、かかりつけへ。 ところが・・・病院へついたとたんに元気一杯。 あ~あ、こんなんだったら、学校へ行かせれば良かった。 なんて言っても、もう 後の祭りです。まあ、どうせ本日は定期的に 病院へご挨拶に行かなければいけない日(2週間に1回、薬をもらいに) 夕方、学校が終わってから・・・と思っていましたが、主婦にしたら、 夕方って結構忙しいんですよね。これが怪我の功名? さて、そろそろテレビ等では風邪薬のCMが出る頃では? いろいろな会社から、いろいろな名前のものが出ていますよね。 さて、今度そういうCMをみたら、注意してほしいのが次の言葉です。 生薬配合の(処方の)○○ 和漢薬配合の(処方の)○○ 漢方処方の○○ 風邪に○○ さて、私は↑このように3行に分けましたが、 つまり、薬として売られているものには、この3種類があるのです。 皆さん説明できますか? 風邪に○○ 別に風邪じゃなくても良いのですが・・・ こういうコピーで売られている製品をみると 原材料名 のところになんか舌をかみそうなカタカナ文字が たくさん並んでいます。風邪薬でいうと 塩化リゾチ○○ 配合 とか、その他いろいろ。 つまり、化学合成により作った材料で出来ている。 または、薬となる植物から科学的な方法で成分だけ抽出し、 配合している。ということです。 いわゆる昔流に言うなら新薬の・・・いわゆる薬と言われる物です。 当然これらは資格(医師・薬剤師・薬種商)を持ってないと売れません。 さて、次は漢方処方の○○ この説明をします。 漢方薬って何かわかりますか? あまりにも当たり前すぎる質問で、答えに困るのでは? 先週号で古い本を何冊か紹介しました。 つまり、長い歴史の中で漢方薬とは(材料は植物・動物・鉱物です) こういう体質の人には(病気ではありませんよ)こういうものを、 という風に研究されてきました。そして、多くの場合、 決まった組み合わせで、決まった配合率で、○○湯 というような 名前がつけられています。 葛根湯(かっこんとう)とか小柴胡湯(しょうさいことう) 等が有名ですね。 よく漢方は副作用がない。利くのが遅い。なんていう方がいらっしゃいますが そんな事は無いのですよ。 体質にぴったり合ったものを選ぶことが出来れば、早い人では2・3回 飲んだだけでそれなりの効果を感じることが出来ます。 しかし、合わない物を飲んだ時、最悪、飲んで30分後に 具合が悪くなることも・・・だから体質にあったものを選ぶことが 大事なのです。しかし、それを見つけるのがものすごく難しいのです。 では、どうすれば良いか。 自分の主治医は自分だ。という自覚を持ち、自分の体質を知る必要が あります。そんなことを言っても・・・ そこで、皆さんに1冊本の紹介です。 健康保険が使える症状別 漢方薬の選び方・使い方 著者 木下繁太郎 土屋書店 私が持っているのは昭和62年版で、¥980-ですが 先日同じ本を書店で見ました。値段は見ませんでしたが2千円で おつりが来ると思います。この本は本当にお勧めです。 自分が自分や家族の為に薬を選び、漢方薬をかなりの種類、扱っている 薬局へ行き購入。これは自分のために購入なので問題はありません。 ただし、選び方を失敗した時は自己責任です。 しかし、ある方に相談されてこれ、良いですよ。 これは資格の無い物がすると、薬事法違反になるのでご注意ください。 ですから、私は、いつもこの本を紹介して、自分で勉強をと言います。 漢方薬の買い方も、合うかどうかわからない物を、たくさん売る様な お店は避けてください。 ○○湯をください。と言った時に、1日3回3日分 このくらいの量を少量分けてくれるお店。こういうお店が最高です。 では最後に 生薬配合の(処方の)○○ 和漢薬配合の(処方の)○○ このお話をしましょう。 この2種類、はっきり言いまして、私もこの二つの区別はつきません。 しかし、これだけは、はっきり言えるのは 漢方薬は決まった物を決まった割合で複数(例外的に単品もあります) 組み合わせて使用。と言いました。 つまり、この 生薬配合の○○ 和漢薬配合の○○ 二つの場合は漢方とは違うが薬として使える植物を元に 作られている。と言う事です。 つまり、漢方薬とは違った組み合わせで作られている。 という事になります。風邪薬ではあまり知りませんが、 便秘のお薬にはこの種類の物が大変多いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年09月30日 08時28分13秒
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