てまり - ねこ　の独り言

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　　　　　　健康・美容・環境を考えるメルマガ　通巻　６９８号　

　　　　　　　 　　　Vol.４３ 　２００３／６／６　

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こんにちは。てまりねこです。
皆さん、お元気ですか？　

暑くなってくると疲れやすくなる人も出てきますよね。
皆さんはいかがですか？

そんな時に、今までだと、ビタミンＢ＆Ｃのサプリメントが有効　
等と言われてきました。

しかし、先日立ち読みをした本の中で　
合成品のビタミンは害になると言うような事が書かれていました。
実験によると、活性酸素が疲労物質の元になる。
これを取り除くのにビタミンＣが有効。（ここまでは良いのです）

ところが、合成品（Ｃの場合はＬアスコルビンサン）だと　
活性酸素は取り除かれない。
でも、天然物（レモン汁等）だと消えると言うのです。

そう考えていくと、
他のサプリメントは別にして（同じなのかもしれないが）
ビタミンＢ＆Ｃの特徴は　
水溶性（水に溶けやすい。取りすぎた時に体外へ排出される）
熱に弱い（ジャガイモのビタミンＣは例外）
という事になります。

じゃあ、ビタミンＣを多く含む食品を（これが理想）と言った場合　
皆さんは何を思い浮かべますか？
レモン？蜜柑類。しかしそんなにたくさんは食べれませんよね。
ブロッコリーも良いと言われていますが　
以前は１房食べると１日分が満たされたと言われていました。
しかし、最近では３房食べないと必要量が足りないとか。

つまり、私達の周りにある食品の栄養素が、減少しているとも言えます。
それは何故か？野菜の独特な癖のある味が栄養の元だったと考えられます。

子供達の嫌いな野菜、人参・トマト・ピーマン　
これらが美味しさを求める為に品種改良され、口当たりが良くなりました。
その代償として栄養分の薄いものが出来上がったと考えられます。

今年の春、気になった事は、ブロッコリーが今までは地元の生産だったのが　
やたらアメリカ産が多かったのです。
はっきり言って買う気にはなれませんでした。

いくら空輸されてくるとしても・・・鮮度は落ちるし、
冷凍すれば栄養価も下がるし、農薬もわからないし・・・

そのような時に合成品のビタミンは・・・と言われると　
さあ、一体何を信じて物を買えばよいのでしょうか？

そこで言われるのが全食（そのもの全部を食べなさいと言う考え方）
になってきます。
ですが、これも農家でない限り難しいです。

疲れを取るのにお酢も有効と言われています。
クエン酸の働きです。（レモンも同じく）
しかし、皆さん、お酢の造り方をご存知ですか？
これがまともに作るとえらく時間と手間隙がかかる代物なのですよ。

お酒を造って、それから更に酢酸発酵させるのです。
日本で多く出回っているお酢は短期熟成、
醸造用アルコール使用というものです。

何事も同じですが、手間をかけずに簡単に・・・
これをすると、ろくな事がありません。

昔ながらに手間ひまかけて作った物の方が良いのです。
しかし、どこが本物でどれが手をかけずに・・・これが難しいです。
信頼できる会社を選びましょう。
自分で作るのが理想的だけど。となってしまいます。

信頼できる会社とは・・・お店とも言えますが、
いくつ作ったら、それ以上は作れないからおしまいです。
こういう会社、お店です。

見学に行けると最高ですね。
昔ながらにこういう工程でと説明していただければ最高です。
しかし、それがわかるようになるには、
消費者も自分で作れるくらい勉強しないと・・・
私の母は、大手の会社だから・・・大丈夫と言っていました。
これが間違いなのです。

大手の会社ほど、時間も手間もかけずに大量生産。

皆さん、サプリメントを選ぶ際も、これらの事を踏まえて　
上手に選んでください。べらぼうに高いものも困りますが・・・。