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カテゴリ:食生活
母と初めて食事をした日
私は生まれてからずっと母と別居でした。 最初の1年間は母の実家で。 その後、現在住んでいる所で、父の両親に(つまり、爺ちゃん、婆ちゃんに)育てられました。 そして、私が5歳の年に父と母の離婚が成立。 同時に母のところへ行きました。 その時の夕食で覚えているのが、ほうれん草のおひたしに、たっぷりかけた化学調味料(味の○) 母が言うには味の○たっぷりかけると頭が良くなるんだよ。との言葉。 後に知るのですが、この根拠は、昆布などの旨み成分がグルタミン酸と言う事がわかり、それを化学合成したものが味の○。 どうやら、これは60代前後のご婦人に、共通して言える事らしい。まるで雪が降ったように真っ白になるまで味の○かけておひたしや、菜っ葉の漬物を食べると言う習慣。 科学合成品ですから、健康被害、アレルギーの報告もあります。 アメリカでは中華料理シンドロームとか言うそうで・・・ つまり、中華料理に使用されていた結果、食べて、数分後にショック症状を起こしたという報告があり、避けたい物質のひとつです。 そういう事例があるので、現地では、入れないで欲しいと伝えればはずしてくれる・・・という話を聞いた事があります。 (私は海外経験が無いので不明です) 自然食のお店へ行くようになり、化学調味料も指摘を受けました。 母は、味が物足りないと言っていたが、料理を作るのは私。。。 作る人に全ての権限がある。という我が家のおきてでは、私の勝ち。でも、しばらくの間、母は何にでも化学調味料をかけていました。 私は・・・ 本を見れば、中毒になっている人も居るので・・・とある。 つまり、無い事に慣れてしまえば・・・と思い、その日から私は使わないと決めました。 でも、中毒って恐いと思ったのが、ある日どうしても我慢できなくなり・・・ 荒療治(真似しないで下さい) ティースプーンに1杯すくい、口の中に入れて飲みました。 その後の事はよく覚えていません。 何がどうなったのか・・・ とにかく、体調がおかしくなったのだけは、覚えています。 それ以来、味の○としては取っていないのですが、 中学・高校とのお弁当の中で。。。。 今思えば、自分の理解不足を恥じるばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月11日 17時01分29秒
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