てまり - ねこ　の独り言

小学校高学年・中学くらいから、占いの世界に脚を踏み込んでいきました。
まあ、女の子が恋占いその他いろいろ　興味を持つのと同じですね。
でも、私の場合、他の人たちは、占いの月刊誌などを買って、一喜一憂していましたが、私はなぜ、そういう結論が出るのか。。。
これに大変興味がありました。

他にも、神秘的なものに憧れる。
この時期の、思春期特有の物ではないかと、今になれば思います。
宗教にのめりこみ、犯罪集団と化したグループもありましたが、
皆、一様に年齢が若かった。
多少年齢が上でも、その上限は、私と変わらなかった。
これは、あの時期、あの時代、そう言うものへの一種の憧れが合ったからだと思います。

ノストラダムスの予言が流行ったのもこの頃だったような。。。
１９９９年、人類滅亡説なんてのもありました。
確かに、？万年に一度の、又は千年に一度の星周りの時期でもありました。
惑星直列・グランドクロス・火星の大接近。

しかし、その様な天文的イベントも大変興味がありましたが
私としては、自分の置かれている環境に、理不尽さを感じていました。

お弁当を含め、家事一切をしなければいけないこと。
お小遣いの事。（他の人はそれなりの金額を親から貰い、ショッピングを楽しんでいる。なのに・・・）
また、休日に私が出かけることを極端に嫌った母。

いろいろな面で、自分と他の人との違いを　まざまざと見せ付けられる。
そして。。。２年生の時の体育の先生は女性でした。
どうも、私は同姓の先生からは反感を買うようで。。。
全ての事を皆と同じに行うことを、強制させられたのです。
今まで、体育だけは母は出来なくても当然、と言うような感じだったので、本当に何も出来なかったのです。

ボールを投げれば後ろへ飛んでいく（これはいい笑いものになる）
走るのは大幅に遅い。
斜懸垂をすれば・・・これだけは男子並。
もっとできると、懸垂もさせられ、しっかりとこなす。
出来るのは腕の力と、握力だけでした。（この握力も男子並）

いわゆる、この体育担当の女性教師からも、いじめに近い事が。。。
後にわかるのですが、同じいじめでも、
あいつ、気に食わないからいじめてやろう。
こういう場合は、本人に、いじめをしているという意識があるからまだよいのですね。
自覚があるだけ。。。

ところが。。。無意識のいじめ。
先生と言われるような人に多いと感じるのですが、
本人、いじめを行っているという自覚が無いのです。
自覚が無いので、ある意味正義感で行っていたりするのです。
ところが・・・される方は、大変な苦痛。
この共通項は、全て同じでなければいけないと言う思い込み。

中学１年の担任（国語担当）も同じく。
２年の時の体育担当のこの先生も。。。

しかし、人それぞれ、体力も、おかれている環境も皆違うのです。
このような理不尽を、なぜ、私だけが。。。
とよく思いました。
しかし、占いの世界をのぞいて・・・見事に納得。

私がメインに行ったのは、姓名判断、生年月日を元に見る物。
西洋占星術は・・・データを入手するのが大変なので、理論だけ。
そして、今を見るためのタロット。

姓名判断と、生年月日で自分の運命（生まれつきの宿命と言うべきか）がわかるのです。
そして、タロットは日々、変わり行く自分の、周りの情勢。
これらを見ることで、ある種の諦めが私の中にできました。

母との相性が悪い事も、先天性股関節脱臼が原因での不具合も。
そして、父がいない理由も。
全て、母の生年月日、姓名判断。私の生年月日、姓名判断、これで見事に説明できてしまったのです。

もう、あきらめの境地ですね。
その中で、いかに自分自身が身をおき、振舞うか。
あまりにも、自分の事を見た時に当たりすぎて、恐いくらいでした。

しかし。。。
自分でも、あまりのしたたかさに、今思うと。。。
このタロットが当たると言う事で、これも小遣い稼ぎにしてしまう自分。
まあ、今まで何とかやってこれたのは、転んでもタダでは起きない、この性格のおかげでしょう。