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テーマ:闘病日記(4005)
カテゴリ:過去
(注意:これはおよそ10年ほど前のことです)
それは4月初旬の事だった。 急な入院だったために本人もかなり当惑している様子。 もともと母は寝巻きなどというものは普段使用せず・・・ 夜中、なんどき外へ飛び出さなければいけないこともあると言い・・・ 入院した時ぐらいしか寝巻きなどと言う物は・・・ まぁ、行ったらちょっと目のやり場に困るネグリジェを身に着けていた。 中にそれを着るのはいいとしても、何かはおったら? と言いたくなる私。 言って素直に聞く母ではない。。。 私が出産の時に自分用に縫おうと思い そのまま縫わずに居た布がいくつかあった。 私は大急ぎでその布を使い、作務衣を縫った。 奈良の学校では 前日、裁断としるし付けをした物を1日で形にしなければいけないかった。 和裁の授業からかなりの年数離れていたが ミシンを使うとして とりあえず、裁断とへら付けで1日。 縫い上げに2日で仕上げた。 母のところへ持っていった。 母はあまり機嫌が良くない。 こんな物とふくれっ面。。。 まぁ、置いておけば使えるからと押し付けて帰ってきた。 数日後・・・ 毎日検査で大変だという。 でも、縫って持っていった物は役に立っている様子。 上半身は紐でしばって止めるので、ボタンなどがいらない。 下半身はゴムのズボン。 もともとが作務衣なので動きは楽。 そして・・・ ボタンなど、金属、プラスチックを使っていないので レントゲンなどの時に脱がなくて良い。 服を着たままいられる。 数日後、あれ暖かくていいわぁ~ 皆さん、下着で寒いって言っているのだけど 自分は移動の時の服のまま居られるから・・・ 母が珍しく嬉しそうに言っていた。 そして入院から2週間ほど経過した時に・・・ 病院から電話があった。 ご家族の方にとりあえず、検査結果をお話したいという内容だった。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月04日 18時18分51秒
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