にゃんぽろHOUSE

連日、報道が過熱している年金問題。

私たちの世代は、納付額の100％はまず受け取れない（いいとこ50％くらい？）言われており、その絶望的な現実を前に、加入はもちろん制度のあり方そのものに対し疑問と無駄を感じ始めている今日この頃です。

国政の場では、誰にこの責任があるのか？…なんて子供の喧嘩みたいな茶番劇を連日展開し、その場しのぎの政策が小出しに・そして相変わらず適当に出されています。

こんななら、自分で自分の老後のために今からお金を貯めておいた方が、よっぽどいい気がしますね。

自分たちの老後は・人生は、子供たちや周囲に迷惑かけることなく、自分たちが責任を持って守りたい…そんな風に最近は思うようになりました。

ちなみに、年金を受給して早10年になろうとしている私の実家の父ですが、定年退職した会社に入社する前に５年間別の会社に在籍した経歴があったそうなのです。

年金受給の請求をする際に、その旨を社会保険事務所担当に話し加入記録を照会してもらったところ
（５年分の）加入記録がない
と一方的に切り捨てられ、実際当時給与天引きで支払った事実（…と言っても現在はすでに存在しない会社で、もちろん当時の給与明細なんぞある訳がない。）があると訴えても
全く聞く耳を持ってくれなかった
（今のように詳細にわたって調べることをしてくれなかった）そうです。

父自身も、それ以降は諦めて、その５年分の金額を差し引いた金額（実際支給割合は違うのでしょうが）でもって、以来10年近く年金受給してきた訳ですが、この機会に
もう１度社会保険事務所宛加入記録を照会すべきじゃないか？
と娘は考え、父にそれを勧めるつもりでいます。

その結果、年金額が追給される可能性も否定出来ないのですから…。

ただでさえ激混みの社会保険事務所窓口へ、本当は行くのも辟易しちゃうくらいなのですが、いつもお世話になっている父のために頑張って出向こう（あるいは付いていってあげよう）と思う娘なのでした。

ちなみに義父に関しても、その点確認しておいた方がいいかも…と思っています。

数年前に、50年も勤めた会社にいきなり首を切られた経緯があり、それゆえか以来つましい生活を強いられている感が端から見ていてもあるからです。

義母は昔からちゃっかりしており、
（自分たちに）何かあったら、長男（私たち）夫婦がすべて面倒を見てくれる
と楽観視しているので、特段今の状況を疑問視する様子はないのです。

嫁として最低限は親を敬う・援助する気もあるけれど、やはり義父母たちには自分たちでもそれなりの努力はして欲しいな…と思っています。
そのせいで、彼らの孫世代に悪影響やリスクを負わせたくないですからね。

日本の未来…決して前途洋々ではなく多難極まりない状況ですが、少しでも明るく希望が持てるよう、偉いさんたちには頑張ってもらいたいです。