テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:おねぇ様の「うふふ」なお話
アダムとの熱い午後のランデヴ。ユンのおばちゃまから頂いたおレモンのキャンディーを舐め舐めしたら、その甘酸っぱいお味で10ン年前のあの日の出来事が、まるで昨日起きた事の様にヴィヴィットに蘇って来たざます。ああ、あのホットな昼下がり。 蘇って来たキスのお味で、おねぇ様電話中だったのにおコーフンしてしまい、気付くとお口の中にはキャンディー無し。おねぇ様完舐。 ああ、続きを思い出すにはユンおばちゃまのレモンキャンデーが要るのよっ!!キャンデーッッ!と廊下に飛び出したおねぇ様よ。 するとユンおばさま、丁度オフィスから出て来たところざました。「ユン!」と声をかけたおねぇ様。おばさま、「あら、まだこんな所に居たの。」 あのね、急を要しているのよ。イマージンシーなのよ。おねぇ様、アレが無いと行けないのォオオオオオオ!ここはズバリッ「ユン、おねぇ様、おねぇ様に飴を頂戴!」 ユンのおばさまおねぇ様の必死ぶりにビックリしながらもウエストポーチから、「はい」とチェリー味のおキャンデー。 おーのー!ちぇりーじゃダメなの!れもんなの! 「あら、そんなにあのレモンキャンディー気に入ったの?美味しい?」 おいちーとか、そういうじげんのおはなしじゃないのよぉお!は、はやく、このあっついのがすぎさらないうちにィイイ!れもん!
「はい、どうぞ。」 おねぇ様、キャンデーを頂くとその場で急いでお口に入れましたワ。 あ~。蘇って来たアダム。ウエルカムバック、アダム様。 おねぇ様、オフィスに戻ると椅子に深く腰掛け、深呼吸。 どこまで行ってたざましたっけ?ああ、アダムが道のど真ん中でおねぇ様にキスしながら飴をレロレロッと口移ししてきたとこ、だったワね。そう、その後急速におねぇ様とアダムの間のお距離が縮んだ事は言うまでもないワね。ええ、そうなのよ、アダム、おねぇ様のお腰に手をグッと回し、お目々をジッと見つめながら、 「今から、ボクのアパートメントに来ないか?」 絡む二つの視線。 「いいワ。」 二人、縺れるようにしてタクシーに乗り込みましたワ。アパートメントに着くとアダム、おねぇ様にカウチに座るように言って、「ワイン、飲むかい?」そして、ワイングラス二つをコーヒーテーブルの上に置くとおねぇ様の横に腰掛けたアダム。ああ、座った瞬間フワッとアダムのコロンの匂いがしたワ。ンンッ、そしてアダム、おねぇ様のモモの上に熱い手を置き、もう片方の手で、おねぇ様のブラウスのボタン…ッンッグッ! コーフンのあまり、飴をごっくんと飲んでしまったぁぁああああああ!
あああああ!レモンッ!キャンデーッッ!!まだ残りたっぷりと大きかったのにっ!
ユンのおばちゃまー!どこじゃぁああああ!と廊下に走り出るおねぇ様。流石、ユンおばさま、アジアの心のお持ち主。 ツーと言えば、レモンキャンデー!(え?) ユンおばさまが「若いときは思いっきりハッスルするのよぉ~」と応援のお言葉と共に投げたくれたおキャンディーを、おねぇ様スチャッと空中で受け取ると(はい。ここら辺ちょっと脚色入り。おねぇ様、彼女のオフィスまで行って頂いて来ました)、ウルトラな勢いでオフィスに戻り、三個目のキャンディーをお口にイン。ああ~…
「ねえ、今日は何書いているの?」 顔を上げるとおねぇ様の旦那が。ええ、お夕飯の後、おねぇ様独りカウチに座ってこれを書いておりましたざます。 「え?うん、えーと、今日あった事、とか。。。」と吃るおねぇ様。 「どんな事?ああ、ボク、キミのブログ読めなくて残念だな。日本語勉強しようかな。」 「別に、大した事、書いてないし。。。その、まぁ、何て言うざますか。。。」本とよね。おねぇ様、何やってんのかしら。旦那が日本語読めないからって、こんな事、書いちゃって。 「キミ、さっきから見ていたら、ニタニタしながら書いていたよ。」「。。。」「まっ、きっとキミの事だから、昔のボーイフレンドの話でも書いてるのかな。」 あ~ら~、バレてるじゃないの。
はい。それで、その後アダムとはナニしたの、ってざますか?ええ、勿論何も無かったワよ。うそつけ!ふざけんな!って言われても、本とよ、その後、アダム、「キミのこのブラウスのボタン、アンティークじゃない?」って言ったから、おねぇ様「ええ、そうなのよ!よく分かったワね!」「ボク実はアンティークのボタンのコレクションしているんだ。」って、で、え?本と。本当よ。それだけ。 でも、折角ここまでおねぇ様に付き合って下さったんですもの、おねぇ様、皆様にお奮発一発、という事でおねぇ様のお知人の「アハ~ン」なお話をしますざます。それは次回、ね。 最後まで読んで下さってありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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