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PCオレンジ

【オレンジ・コラム vol.1】

文・長尾卓哉(PCオレンジ)
text= TAKUYA NAGAO
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【容量が少ないとパソコンは調子が悪くなる?】

 今回からパソコンについていろいろなお話をお届けすることになった(有)PCオレンジの長尾と申します。
 私は出張サポートで、パソコンの様々なトラブルの解決を生業(なりわい)としています。
 私が体験した出張サポートの体験談(個人情報に関する事柄を除く)や、現在トレンドになっているパソコン関連製品のレポート、パソコンを取り巻く未来のお話など、読んで面白かったな、と思えるようなものを提供していきたいと思っています。

 記念すべき第一回目は、パソコンの基本についてお話しましょう。

 基本的な部分の、さらに基本的な部分を一度おさらいしてみたいと思います。

 パソコンはどうやって動いているのでしょうか?
 もっとも単純な説明をすると、パソコンとは以下の3つの部品で構成されています。
 1.CPU(Central Proccesing Unit)
 2.メモリー
 3.外部記憶装置(ハードディスク、CD-ROMドライブなど)

 逆に言えば、この3つの部品が無いとパソコンは動きません。
 これを人間を取り巻く環境に例えると、CPUは考える方の頭脳、メモリーは記憶する方の頭脳、そして外部記憶装置は、ノートのような役割になります。
 いわば、CPUとメモリーはセットで脳みそとして機能しています。
 この仕組みは「ノイマン型コンピュータ」と呼ばれており、現在世界中に存在しているパソコンはMacintoshであれ、Windowsであれ、気象情報を解析するスーパーコンピュータであれ、全て同じ仕組みで動いています。
(注:正しいノイマン型コンピュータの定義は、演算論理装置、制御装置、メモリ、入出力、これらを接続するバス、の5つから構成されますが、今回はより簡略して説明しています。)

 CPUとメモリーはセットで考え、この2つのパーツがパソコンの性能の大半を決めます。より早いCPUとより大量のメモリーを組み合わせることで、パソコンの性能は飛躍的に高くなります(その分価格も高くなります)。

 さて、私が非常によく質問される事柄として「空き容量を増やせばソコンは調子よくなりますか?」というのがあります。もしくは「容量が足りないから、パソコンは調子が悪くなったのでしょうか?」と聞かれる事がよくあります。

 一般的な言葉としての「容量」は、なんとなく意味が伝わりやすいため、パソコンの動作説明としてもよく使われますが、質問している側はその「容量」が何を指しているのかよく分かっていないことが多いようです。

 「容量」が少ないとパソコンは調子が悪くなるのかというと、一方ではイエス、他方ではノーと言えます。

 それではなぜ一般的に「容量が少ないとパソコンの調子が悪くなる」と言われているのでしょうか?
 ひとつはパソコンを使っているうちに、最初の印象とは違ってだんだん遅くなっていくため、「容量を使う=容量が足りなくなる」と思ってしまうからです。
 また、「そういう説明をされるとなんとなく納得できる(してもらえる)」からです。

 店頭でパソコンを買おうと思っているお客さんや、パソコンを買ったが調子が悪いといったお客さんに対して、一言で納得してもらえる秘密の言葉がこれなのです。
 それを聞くと「ああそうか。容量を増やせばいいんだ。確かに、容量が少ないとなんとなくパソコンは処理できなくなる気がするからなぁ」と納得します。
 そうすると、店員さんも「それでは容量を増やすためにこれを買ってください。」と商売も繁盛するわけです。

 またこの手法は、過去にWindows98のパソコンが世間に広く使われていたときから言われてきた説明で、現在のパソコン事情とはやや違ってきているんですが、その辺のお話は難しくなるので、要望があればそのうち詳しく書きたいと思います。

 先ほどのイエス・ノーの説明に戻りましょう。
 実はパソコンで言う容量には、「メモリーの容量」と「外部記憶装置(ハードディスク)の容量」の2種類があります。
 ですから「容量が足りないんですか?」の質問の時に、いったいどちらの容量の事を言ってるのかをはっきりさせないと、質問に正しく答えることができないのです。

 とはいえ、メモリーとハードディスク、どちらの容量も増やすことでパソコンの調子は良くなります。ということは、「イエス」です。つまり、「はい、容量を増やして下さい。」で問題は解決しそうにみえます。

 では何がノーなのか?
 それは、パソコンの調子が悪い原因が「メモリーが足りないせいでもなければ、ハードディスクの容量が足りないせいでもない、別の原因です」といった場合です。この場合は「容量を増やしても、パソコンの調子は良くなりません」となります。

 さて、パソコンの世界は「秒進分歩」とも言われ、非常にめまぐるしく技術開発やコストダウンが行われているため、ほんの数年前の状況と現在とでは環境に雲泥の差がでてきます。
 例えば、5年前に発売されたWindowsXPパソコンの標準搭載メモリーは256MBでした。
 それが、現在のWindowsVistaパソコンの標準搭載メモリーは1GBと実に4倍になっています。
 また搭載ハードディスク容量も同様に4倍~8倍以上にまで増えています。

 その4~5年前のパソコンに搭載されていた256MBのメモリーでは、確かに快適に使うには「容量」が少なすぎるでしょう。しかし、現在の1GBでは「容量」は十分ともいえます。そして、最新のパソコンのハードディスク容量は8倍に増えているのに、人間が作成しているファイル(ワードやエクセルのデータ)は8倍にはなっていません。メモリーもハードディスクも十分たくさん空きがありますよね。

 というわけで、最近のパソコンで「容量が足りないのでは?」と思っている場合にそれを判断する方法をご紹介します。
 次の2つの対策をとれば、パソコンの調子が悪いのがいわゆる「容量」のせいなのかそうでないかが判断ができます。

1.メモリーは、増やせるだけ増やしてみる。
2.ハードディスクは、全体の15%以上空きがあるかどうかをチェックする。

 これを確認して対処してもなお、パソコンの調子が悪いときは、別の原因が考えられます。その原因と思われる事柄を一つ一つ解決していくことで、パソコンの調子は良くなっていくことでしょう。
 現在では、メモリー価格も安くなり、ハードディスクも外付けタイプが安く販売されていますので、費用は最小限でパソコンを健康な状態にする事ができるかもしれません。


 最後に、最も簡単で最も単純な最良の解決策がありますので、それをお教えいたしましょう。
 それは「古いパソコンを誰かにあげて、新しいパソコン購入すること」です。
 パソコンを貰った人は嬉しいし、新しいのを買うことはとても楽しいですからね。


 とはいえ・・・。

 新しいパソコンは WindowsVista搭載ばかりなんですが、WindowsXPと比べてどうなの?という不安と疑問が沸いて来くると思います。それは・・・と、そろそろ紙面が尽きたようです。
 WindowsVistaのお話は、またいつか・・・。


文/長尾卓哉(ながお・たくや)
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■長尾卓哉プロフィール

岐阜県生まれ。パソコンをはじめ、写真・CG製作・料理・マジック・演劇・教育など多彩な才能を持つマルチ・タレント。子供から高齢者まで、どんな人にも使いやすいパソコン環境を世の中に構築していくことを志し、(有)PCオレンジを設立。パソコントラブルの出張サポートを中心に、人々にパソコン・ワールドを優しく説いていく活動を続けている。

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・PCオレンジのホームページ。大手に比べても「エエ~?!」ってくらい格安です。
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・Heiz銀座イベントのシステムマネージャーは長尾さんです♪


■私自身がパソコンを買うときに超的確なアドバイスをもらいました。
おかげですごくパソコンにも詳しくなりました。メモリー・HD・グラフィック・CPUなど非常に分かりやすく教えてもらいました。パソコントラブルで困っている60代の方にも長尾さんを紹介したところ、あっという間にトラブル解決、大手では考えられないような格安料金で出張+トラブル解決をしてくれて大満足だったと聞きました。(編集部X)


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