香りのコラム【香りのコラム vol.5】text= MANAMI IZAKI ----------------------- 「古代の香り」 暖かくなったと思ったら、いきなり寒くなったり・・。梅雨の季節ももうそこまで。。夏のまえのひととき。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。 さて、ヘイズ銀座6月の香りは「古代の叡智」に因み、『古代の香り』です。 紀元前のエジプトやギリシャの神殿で焚かれていたハーブの香りとはどんな香りだったのでしょうか。 日本でも古くから寺院などで馴染まれた白檀(サンダルウッド)や現在でもキリスト教の教会などで焚かれるフランキンセンス、そのほかジュニパー、マジョラム、セージ、シダーウッドなどが記録に残っています。 それらは、殺菌作用の強いもの、それゆえに身体や精神を健康に保つことから「魔よけ」 として用いられたものでした。現在のように、病気の原因が科学的に解明されない時代には、病から身を守ってくれる 身近なハーブを「魔よけ」として信仰していたのも分かる気がします。 ヘイズ6月の香りは、これらのあまりにも宗教的な香りを、少し柔らかく爽やかにアレンジした香りです。 さりげなく、感じていただければ、幸いです。 文・井崎 真内美(いざき・まなみ) ----------------------------------- ■LINK Aroma Rose ・アロマローズのホームページ。 井崎真内美さんインタビュー(創刊号) ・井崎さんの素顔やオリジナルアロマの作り方がわかります。 ■関連記事 ・ THE ANCIENT LANGUAGE ・古代の叡智 第2章 目次に戻る Heiz銀座広報誌【新価値通信BE☆SEE 第4号】 |