創業魂【 中 塚 清 創 業 魂 vol.1】無心で遊べる、好奇心こそが行動の原動力 text= KIYOSHI NAKATSUKA ------------------------ 古来、大発明はほとんど全て偶然になされたようです。 ワットの蒸気機関、ニュートンの引力の法則、牛飼いの女に教えられたジェン ナーの種痘法、など・・・限りがありません。 これは偶然というよりも無心といった方がよい。 我々がモノを考えているときは、大てい私どもの知識をいじくっているときで、 知識と言うのは時には良い方に働くが、あくまで有限の世界、有限の狭い経験の世界であり、 その小さな限られた一部分であります。 しかし、無心でいるときは、有限の世界のいっさいの束縛から解放され広大な無辺な無限の世界、 精神の世界に遊んでいる時であり、精神の世界は全体から見る世界でありますから、 「難しい問題の袋小路や八幡の薮知らず」を高所大所から大観することができるのです。 自分自身の起源(オリジン)に出会える、これをGIFTというのかもしれません。 私の創業精神は「三方よし」です。 我が家の家訓は近江商人の「売り手よし」「買い手よし」そして「世間よし」であり、 この理念が持続可能にする行動規範に落とし込まれているのです。 分かり易く図解すると: 今からでも遅くない、創業。 次回は、天・地・人・モノの理に念じた創業魂の絵図を紹介します。 文/中塚清(なかつか・きよし) ----------------------------- ■関連記事 ・【今井義満氏インタビュー】・・・七條正 目次に戻る Heiz銀座広報誌【新価値通信BE☆SEE 第5号】 ジャンル別一覧
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