元八重樫東選手後援会速報

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朝日新聞デジタル　2017年2月20日03時00分
岩手）プロボクサー八重樫東選手の特別展　北上市
タイトル戦の記念品などが並ぶ会場＝北上市の県北上地区合同庁舎



　北上市出身で３階級を制したプロボクサー八重樫東（あきら）選手（３３）の特別展が、同市芳町の県北上地区合同庁舎１階県民ホールで催されている。タイトルマッチのトロフィーやグローブなどゆかりの品や、選手としての歩みを伝える写真など約６０点が展示されている。３月１７日まで。無料。
　ふだんは同市新穀町にある自治会の博物館に収蔵されていて、一般公開の機会は少ない。世界王者の人柄を多くの人に知ってもらおうと、地元の後援会（城沢謙吉会長）が企画した。地元の祭りの大名行列で殿様に扮した八重樫選手や家族とくつろぐ姿をとらえた写真なども並ぶ。
　八重樫選手は、黒沢尻工業高校から拓殖大学を経て２００５年にプロデビューした。１１年にミニマム級、１３年には２階級上のフライ級、１５年にはライトフライ級で、それぞれ世界王座となった。その後、２度防衛している。
　父の昌孝さん（６９）は「本人は５月の次戦に向けて練習している。応援してくれている皆さんの声が励み」と話していた。