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2011年08月28日
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カテゴリ:事件・事故
アメリカ東海岸に地震があった翌日の8月24日 (水) の夜、
長女が「友だちが、日曜日にハリケーンが来るって言ってるよ!」と
教えてくれました。
最近の子どもは、夏休み中でもメールとフェイスブックで
連絡を取り合っています…。
それはさておき、さっそく情報を集め始めました。

翌25日 (木) には「ハリケーン『アイリーン』が、
カリブ海を北上しており、東海岸に沿って進む模様」と、
米国ナショナル・ハリケーン・センターが注意を喚起。
私もお義母さんと一緒に買い物に行き、当面の食材を確保しました。
午後には、ニューヨーク州が緊急事態宣言を発出。
夕方、ブルームバーグ・ニューヨーク市長が、
今後のハリケーン「アイリーン」への対応について記者会見しました。

ニュースでは、バハマでの被害の模様や、今後の進路を報道、
日曜日にはニューヨーク市を直撃するとのこと。
また、自分の住んでいる場所がどの避難区域に該当するか
避難地図でチェックすること、水や食料を確保し、
停電に備えて懐中電灯や電池などを準備しておくことを呼びかけていました。

避難区域は、
Zone A: ハリケーンによる洪水の危険性がもっとも高い
Zone B: カテゴリー2以上のハリケーンによる洪水の可能性がある
Zone C: カテゴリー3と4のハリケーンによる洪水の可能性がある
No Zone: ハリケーンによる洪水の危険性が低い
に分けられています。
避難地図を見ると、幸い我が家は “No Zone” にあり、
避難所は最寄のコミュニティ・カレッジだということがわかりました。
お義母さんの話では、27年間ここに住んでいるそうですが、
比較的高い場所になので、一度も洪水になったことはないそうです。

地図には「ニューヨークにはカテゴリー3や4のハリケーンが上陸することは
ほとんどないが、まったくないとは言い切れない」との注意書きもあり、
災害などの場合、1週間くらい家で待機しなければならない可能性はあるので、
早めに準備をしておくに越したことはありません。
昨年9月にトルネードがあったとき、暴風雨による倒木で停電したり、
車が破損したりなどの被害があり、洪水を免れても、
停電してしまうと冷蔵庫の中身がダメになってしまいます。

26日 (金) には、ハリケーン「アイリーン」は、
カテゴリー3からカテゴリー2に勢力を弱めましたが、
ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウエア州、
メリーランド州、ペンシルバニア州、コネチカット州に緊急事態宣言が出され、
再度、ブルームバーグ市長が記者会見を行ないました。
避難地図の Zone A とクイーンズ区ファー・ロッカウェイの居住者に対し、
27日 (土) 午後5時までに避難を完了するよう“避難命令”を出しました。

また、ニューヨーク交通局 (MTA) は、27日 (土) 正午以降、
すべての地下鉄、バスの運行を中止すると発表、
さらに、ジョン・F・ケネディ国際空港、ラ・ガーディア国際空港、
ニューアーク国際空港が、やはり27日 (土) 正午に閉鎖するとの発表があり、
この週末、完全に交通網はストップ。
そして、ブロードウェイ・ミュージカル、動物園や水族館、
野球などのスポーツや野外コンサートなど
日曜日の屋外でのイベントはすべてキャンセルとなりました。
アパートの管理事務所からも「屋外にある個人の所有物は
撤去してください」とのメモが配られました。
夜からはインターネットがつながりにくくなりましたが、
これもハリケーンの影響か?!

昨年、US Open 観戦にやってきた同期入社の友人夫妻が、
土曜日にニューヨーク入りする予定だったのですが、
飛行機が欠航になってしまい、振替便は30日 (火) になったそうです。
早朝の便で、せっかく朝3時に起き、4時半に羽田空港に行ったのに、
お気の毒です…。
その羽田空港も豪雨で冠水したそうで、
世界中、どこに行っても安全ではないということでしょうか。

27日 (土) は、くもり空で蒸し暑い朝でした。
ハリケーン「アイリーン」は、カテゴリー1になったものの、
テレビ映像で見るヴァージニア州やメリーランド州での暴風雨の映像は、大型台風並み。
最寄のスーパーに行ってきたお義父さんの話では、
「水もパンも売り切れで棚が空っぽだった」とのこと。
午前、ブルームバーグ市長が記者会見を行ない、
あらためて避難命令区域の住民に対して即時避難を呼びかけました。
地震もそうですが、台風に慣れっ子の日本人から見ると、
ずいぶん大騒ぎしているなぁ、という印象です。
が、市長にしてみれば、何か起こってからでは遅いので、
早めに打てる手は打っておく方針でしょう。
しかし、なかには避難を拒否している住民もいる模様…。

午前10時ごろから雨が降り始め、いったんやんだあと、
午後5時ごろから雨足が強くなってきました。
夜には、ハリケーンを心配した日本の実母から電話があり
「台風と同じだから、たぶん大丈夫」と説明すると、安心したようです。
念のため、大きな鍋に水を汲んでおき、浴槽に水を張ってから就寝。
日付が変わって日曜日になり、しばらくすると暴風域に入った模様で、
激しい雨と風が吹き荒れていました。

28日 (日) の朝起きてみると、停電もしていないし、水もガスも使えるし、
ケーブル (テレビ、インターネット、電話) も異状なしで一安心。
地域によっては、トルネード注意報や洪水警報が出されたようで、
大雨が降るといつも洪水になってしまうニュージャージーや
沿岸部では大きな被害が出ているようですし、
ニューヨーク市内や近郊のウエストチェスター郡、
ナッソー郡などで停電の被害が出ています。

地震もハリケーンも、ニューヨークではあまり起こらないことなのですが、
1週間に両方起こるなんて、ちょっと怖いですね。





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最終更新日  2011年08月29日 19時36分29秒
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