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2004年08月29日
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テーマ:戦争反対(1188)
カテゴリ:日本
ATACMS Army Tactical Missile System ・・・陸軍戦術ミサイル・システム

今月号のPANZERを立ち読みしていたら(買ってないので手元に無し。GROUND POWERは時折買う)『陸上自衛隊、ATACMSの導入検討』という記事を見つけました。


M39 Army Tactical Missile System FASより


見ての通り短距離弾道ミサイルです。とはいえ核弾頭型は無く、

(1) 対人用拡散子弾 (クラスタータイプ・ボール爆弾)
(2) 対戦車用誘導弾 (生産中止)
(3) 貫通型単弾頭 (開発中)

以上の三つから選択する事になります。このミサイルは既に導入しているMLRSのランチャーから撃てます。

周辺国で・・・日本のATACMS導入に文句を付けてくる国は無いでしょう。韓国は既にATACMS導入を決めています。中国は射程外。ロシアは・・・そんな事でクレームを入れたりしません。


さて、記事によると陸上自衛隊はATACMSを「島嶼防衛」にも使えると言っているようです。しかもMLRSの小型版「HIMARS」を導入して緊急展開に備える、ともありました。HIMARSはMLRSの半分の搭載量(ATACMSなら1発分)ですが、C-130輸送機に積んで空輸する事が出来ます。

つまり尖閣諸島に敵が上陸してきたら、下地島にHIMARSを空輸→その場から尖閣諸島にATACMSを撃ち込む、という運用方法なんでしょうか? 対馬防衛にも使えそうです。(福岡から直接撃ちこめる) えっ竹島にも使える?・・・うん、本州から直接狙える。小笠原諸島とかを除けば、殆どの島嶼防衛に使えるのは確かです。

ただ、そういう理由じゃないとこんな長射程(弾道弾としては短射程)ミサイルの導入はできないんでしょうね。






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Last updated  2004年09月01日 01時00分14秒
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