今回はコミックからではなく、こちらの作品を
大川さんが脚本化してアニメにした回でした。
×××HOLiCアナザーホリックランドルト環エアロゾル
#17「ジショウ」
どうしてもやってはいけないことを
やってしまう女、塗絵。
四月一日が出会った時も、横断歩道の赤信号で
飛び出して原付と衝突してしまう。
原付だったから腕の骨折で済んだ、と慰める
四月一日に見舞いにもらった花束を投げつける
塗絵。
それもやってはいけないこと。
侑子さんと会った塗絵は四月一日が100円ショップで
買ってきた伊達眼鏡を渡される。
それを掛けるかどうかは本人の自由。
だから対価はいらない。
四月一日に説明する侑子さん。
最悪の事態にならないよう、だけど自分への
プレッシャーから逃れるために自分が傷つくのも
構わない。
「やめたい」・・・「やれるものならやってみれば?」
侑子さんの言葉に今まで自分が逃げていた責任、
プレッシャーと向き合うことになる塗絵。
幸せの対価は不幸せも背負うこと。
赤い眼鏡を握り締めて、横断歩道をちゃんと渡る。
重い話でした・・・。
自分へのプレッシャー、責任から逃れるために
計算して違う道を選び、自らを逃がしてしまう。
生きていく上で必ずぶち当たるプレッシャーや責任。
誰しもがそれに立ち向かえるわけではない。
人生+-ゼロ。
それは不正解。幸せと同等の不幸を背負うこと。
良い事があれば悪いこともある、なんて楽なものでは
無い。
先が出口の無いトンネルのように思えた私には
ちょっとキツかったかな。
リアルに大波が来てますのでね。
それから、ジショウ→自傷を全てこの意味で捕らえないで
欲しいです。
多少、こういう分野をかじっていますので・・・。
アニメとしては問題有り・・・。
ずっと続く侑子さんの説明を理解しようと
したもののかなーり退屈・・・。
アニメはやはり動くものだから、原作を全てアニメ化しよう
なんて考えないで選択すべきでは。