おぼろ二次元日記

娘の仇は必ず取る！！！
そのために秘術「飯縄心眼」に手を出した織田！！！




「伝わる心」



あらすじは公式からです。


フロスティの特別警護に来ていた灰狼衆は雪見と宵風だった。
壬晴は、雪見たちに捕まったふりをして宵風と接触。
お互いの味方の目を交わしながら、禁術書をめぐる状況について
情報交換を行う。


壬晴を人質にとられた帷は雪見と戦闘に入るが、そのすきにフロスティ・
ジャパン支社長の野分がフロスティたちを連れて、逃げ出した。
その野分達の前に立ちはだかる八重。
「ひさしぶりね、野分英生さん」。


八重の本当の目的は、自分の娘を新薬の実験台にした野分への復讐だった・・・。




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人の心と隠の掟、人間らしく生きることがどういうことなのか
考えさせられた回でした。
甘ちゃんだよね、雲平先生・・・忍をやめたら？とも思ったけど
こういう人がガードになって壬晴も虹一も修羅に落っこちていくことの
防波堤になるのかな、とも思いました。


虹一はもう割り切っているから、そういう甘さについてどう思うかは
分からないですけどねー。



織田のやり方は飯縄心眼で相手の心が読めるという
プレッシャーを与えることから始まる。
奥の手はその奥底の秘密をバラす！という容赦ない
やり方。


自分の娘を人体実験の果てに殺された野分への復讐。
そのためなら禁術を使い、人を操作して必ずやり遂げる！！！


駐車場にフロスティと野分を追い込んだ織田、そして追ってきた
雲平＆壬晴、そして灰狼衆の雪見＆宵風！！！
織田が心眼の持ち主と知って躊躇する雪見に対し、心を読まれて
暴走し始めてしまった宵風！！！
気羅の術から掌で皆を守る壬晴！！！



心眼で見た人の心を利用するやり方に憤りを感じる雲平！！！


「貴女の非情さは人としてあまりに卑劣だ！！！」


それでも任務を遂行しなければならない！！！
隠の者として！！！
しかし、野分にクナイを打ち込めない雲平！！！


「そして自分でも呆れるほど甘い・・・！」


代わりにフロスティを射殺し、野分を暗示で犯人に仕立て上げるという
冷静な対処をしたのは虹一！！！
退いていく灰狼衆！！！
「思惑通り・・・」と微笑む織田。
しかし・・・


飯縄心眼をレプリカと思っていた織田もまた風魔に踊らされていたのだった！


小太郎！！！


本物の禁術書を手にしたのは現れた小太郎！！！
風魔に依頼された殺しの仕事を織田の復讐心を利用して
戸隠れと蕃天に仕事をさせていたのだった！！！
半年前、織田の会社にアンチ読心術の能力を持つ加藤を送り込んで！！！


「グッドラック♪」


姿を消す小太郎＆加藤！



復讐のために禁術を使うことを自分で正当化してしまったがために
人の心の痛みや哀しみを忘れてしまった織田。
娘の仇を討ったところで自分自身が人の心を持っていなければ
野分と変わらないのだから・・・。


その気持ちを取り戻した今、もう術は使えない・・・。
それでも・・・


「話し合うことが出来なくなって…。
それでいいの？」


壬晴の言葉とともに、電話の向うから聞こえてくる社員の
暖かい声が織田を慰める・・・。



「隠」の世界に生きるものとして必要な非情の心。
織田がやってきたことはその世界を生き抜くことはできても
人としてはもう存在しないことになるのでしょうね。


逆に雲平先生は心を大事にし過ぎるくらい。
「隠の者」という理由をつけなければ殺しもできない。
人間らしさを失わずに「忍としてどう生きるか。」
皆がそのことと向かい合ったエピソードでした。


迷える子羊たちの中で悟っている虹一が一番、怖い！！！
そして小太郎！！！


「私たちが正義だといつ言いました？」


その言葉を実践中ですよねー。
禁術書ゲットのためなら何でもやる！！！
葛藤しながら進む蕃天の皆さんの青さが心配。（除く、虹一！）


暴走してしまった宵風を見ながら戦った雪見、できる奴ですよねー。
ご苦労様！
シリアスなラストでも小太郎登場にホクホク♪




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