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テーマ:あるゲイの日常。(399)
カテゴリ:【編集部だより】
夜、寝る前に食べる。
マンガや小説を読みながら食べる。 しかも、寝っ転がって食べる。 しかし、どれを取っても身体にとっては非常によくないコト。 それは良く分かっていて、 翌朝は胃の辺りのキリキリがとても辛い。 でも、なんだかつい、寝る間際に食べ物を探してしまう。 コレをやると、一日の疲れがすーと抜けて、 頭と身体の両方がフワフワッポーっとして、 時にはそのまま眠り込んでしまうことさえもある。 最近ハマッてるマンガは、『機動警察トレイバー』。 昔懐かしい『ドラゴンボール』のときもあれば、 大好きな食べ物の話が満載の『美味しんぼ』のときもある。 とても癒されて、リセットされた気がする。 仕事が終わって家に帰ろうというときは、 「今日こそはやめておこう!」と思う。 しかし、一人電車に揺られ、 途中で乗り換え、家の近くの駅に着く辺りから、 なんとな~く食べたいものを考え始めている。 駅前のファーストフードでポテトとチキン? 深夜までやってるドーナツ屋で辛いのと甘いの1個ずつ?? 家の近くのコンビニでイチゴ味のチョコレート??? 最近のイチオシ(?)は、イチゴ味のキャラメルコーン。 自分にはお邪魔キャラのピーナッツも入ってなくて、とっても調子がいい。 翌日には、 「身体に悪い」、「電気つけっぱなし」、 「食べながら寝るなんてお行儀悪い」、「床や寝巻きが汚れてる」… 母親からの小言が、たいていある。 「最近また太ったんじゃない?」 友人たちも容赦ない言葉を浴びせてくる。 でも、でも、夜道を一人で帰っていると、 食べ物とマンガの取り合わせがつい思い浮かんでしまう。 気がつくと台所で冷蔵庫を開けている。 きっと今日もやってしまうに違いない。 誰になんと言われても止めることができない、 自分だけの、一日の終わりの至福のひと時。 ■「私の食へのこだわり」「けいぞう」さんより投稿~ |