カテゴリ:紀行
2009年10月17日(土)
今日は、パリからローマへ向かう日です。 5時半に起きます。寒いです。 昨晩のニュースでは、ニューヨークの最高気温は7度だそうです。 ニューヨークに最初に行って、良かったと思います。 荷造りをし、6時半にチェックアウトしようとしますが、 ここで、問題が発生です。 ネットで予約して、クレジットカードで払い、 旅行代金は、その代理店からホテルに支払われると説明しても、 ノン、ノン、ノン とか言って、 人差し指を横に振って、 今、払わないとダメとのこと。 何回説明しても、分からず、 とりあえず、カードで払い、 後で、代理店に電話をし、払い戻しをしてもらいました。 夜明け前の街を歩き、地下鉄に乗り、 ターミナル駅である、ガール・ド・リヨン駅に。 朝食に、水とアップルパイを買い、出国審査を通り、 8時前に、イタリアのミラノ行きの電車は出発です。 フランスは、夜が明ける時間が遅く、今頃が日の出です。 フランス自慢の高速特急TGVに揺られながら、 はるか地平線まで続く、畑や農場に、朝日が昇っていきます。 テレビ番組『世界の車窓から』の音楽が、私だけに流れます。 フランスとイタリアの国境に横たわるのがアルプス山脈。 きれいな湖の脇を通り、 有名な山、モンブランもそびえ立っています。 時間があるので、英会話の本をパラパラ読んでいると、 「こんにちは。日本の方ですか?」 と、日本人の若い女性に話しかけられます。 車内のアナウンスがよく聞き取れないので、 ミラノに着くころに、教えて欲しいとのこと。 列車は、イタリアに入り、山を下って、ふもとの都市、 冬季オリンピックも開催された、トリノに到着。 その後、15時前に、ミラノに到着です。 私は、ここで、ローマに向けて、 15時半発の列車に乗り換えるのですが、 ランチを食べていないので、急いで、街に出ます。 これが立派なミラノセントロ駅。 駅前のバール(カフェ)で、フォカッチャ4ユーロ(約560円) を買います。 また急いで走って、列車へ。 ボックス席で、イタリア人の老夫婦と向かい合わせ。 おばさんが、しきりに話しかけてくれますが、 全部、一方的なイタリア語。 ほとんど、分かりません。 バックから、チョコクッキーを出してくれます。 グラッツェ! ありがとう! ボローニャ、フィレンツェを経て、日も沈み、 列車は、19時半に、ようやくローマに到着。 向かいの夫婦とは、笑顔と握手でお別れです。 チャオ! またね! 駅のスーパーで、夕食用に、水、サラダ、ティッシュ、 計4ユーロ(約560円)。 フランスよりも、物価は少し安いようです。 予約していたホテルを探しますが、 中心部なのに、街灯も少なく、人も歩いていなく、 なかなか見付かりません。 あたりを何周もし、近くのホテルのフロントにも聞いて、 ようやく発見。 一つの建物に、二つの小さなホテルが入っていて、 古い小さな看板に気付きませんでした。 チェックインをし、部屋に入ると、 テレビもエアコンも、リモコンがなく、使えないようです。 イタリア人は、人懐っこいですが、結構いいかげんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 30, 2009 08:13:11 PM
コメント(0) | コメントを書く
[紀行] カテゴリの最新記事
|
|