月1回の日曜以外の休みの日。
夏の卓球教室のキャンプの折の、パンづくりの予行練習をかねてパンやピザを焼こうと思って焚き火をしていると、新聞のコラムを連載しているI氏がやってきたのでコーヒーを飲んでいると、7日に遅い分蜂のあった1群(王椀がまだ2つあったのを確認してあった)の様子がおかしい。と思ったら、10時45分、いよいよシーズン21号目の分蜂が始まった。しかし、いつもなら15分もかからず蜂玉をつくるはずが、乱舞が一向にやまない。焚き火の煙が、いつも蜂玉をつくるトラップの方に流れていくので、集結場所が決まらないようだ。いつもより長く舞っていたが、玄関先の柿の木に集まりだした。ところがなによりも若葉が多く、加えて風が強いので集結が遅い。さらに枝分かれした場所に停まったので巣箱に入れにくい。1度目は失敗。もう飛び回る体力も失せたのか、灌木の地面に近い根元に集結した。隣に巣箱を置き、その入り口に蜂蜜を塗って誘導(餌でつる)すると、次第に入り出した。I氏も珍しがってみていたが、12時ちかくなったので帰られた。
異様に分蜂が多いのは、やはり過密による蜜不足を懸念して、子孫というかDNAの存続を図るために、枝分かれ(分蜂)しているのだろうと思う。昨年、山の畠から庭に持ってきた今年3回分封した1群を持ち上げてみると異様に軽い。蜜がないのである。7月に入ったら、採蜜をしようと思っていたので、なにやら思惑が外れてしまった。
なにやこれやで気疲れてしまい、結局、パンを作り損ねた1日だった。