蜂飼いスロー人さんの貴重な観察 http://plaza.rakuten.co.jp/rico2214/ や、菅原先生の報告 http://homepage3.nifty.com/jhb/juuryou.htm によれば、ニホンミツバチの巣が最も重くなるのは8-11月の間である。これは地域によって、また年々の気候条件によっても違うであろうが、とりあえず、採蜜の時期はこの期間が最適であろう。けれども11月に採蜜しては越冬用の貯蜜がなくなるので旧式の養蜂をしている山間地以外には晩秋から初冬にはやらなくなった。貴重な群をできれば3年4年と飼い続けたいので、群を越冬させるとすれば、ここ伊那谷では暖かい年でも9月中旬*これも高度差によって10日程度の差はあろう*ぐらいには採蜜を終えねばならない。かといって、10-11月にピークを迎えると思われる貯蜜に対して、いつ採蜜に踏み切るかは素人養蜂家の頭を悩ますといころでもある。採蜜器具のキャパもあるし、雨天や地域行事で採蜜できない休日もあるので、採蜜予定の巣箱が10箱を超えるとなかなか悩ましい問題だ。
様々なシュミレーションの後、今年は7月の休みから採蜜にかかることにした。
先日、過密が指摘された夕方になっても引っ込まない1群は、2年もので、総重量も20キロ近いので今シーズン採蜜第一号に決めた。折しも北朝鮮の弾道ミサイルの飛ぶニュースを聞きながら蜂を移動させ巣をあけるときれいな巣板が並んでいた。心配していたスムシも皆無で、86netさんの指摘の通り強勢だったらしく、3升以上の垂れ蜜が採蜜できた。今年は花も少ないし、不安だったが、まぁこれくらいとれれば他も2升平均ぐらいはとれるのではないかとホッとしている。
それにしても、2週間に1度、採蜜するのは意外に体力もいるので、昨年のように疲れて途中で投げ出さないようにしたいものだ。
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