カテゴリ:教育
最近各県の高校の進学状況を見ている。県教委が各学校ごとのデータを公表している姿勢そのものにも注目しているのだが。
今回は福島県。平成18年度卒業者の進路状況が公開されている。 ただ残念だったのは学校別を出していないこと。学科別や地域別はあるのだが。何故か進路先は個別の大学名まで挙げているのに。 青森や秋田が私学も含めて各学校ごとの進学状況を整理していることと対照的だ。なんらかの配慮や経緯があるのだろうか。 繰り返すが、学校の差別化や優劣比較意識を助長することが本意ではない。若者の進路希望をなるべく叶えてあげるのが高校教育だとすれば、スポーツや資格取得や就職と同じように、大学進学させる学校の実力もしっかりと議論するべきだ。それを踏まえた学校の個性化や学区撤廃の方針であるべきで、前提には現状データの公表が当然なのだ。 各校がHPで出すだけでなく、県教委がしっかり把握し、傾向や課題を認識して示すこと、これがあって然るべきと思っている。 ■関連する過去の記事 宮城県の伝統校の進学力を考える 青森県との比較(08年8月1日) 改めて宮城県の伝統校の進学実績を考える(08年7月31日) 公立学校の学区撤廃を考える(08年7月30日) 中高一貫校と東北(08年1月15日) 宮城県立高校の共学化について(4)真に学校を思うなら(05年12月11日) 宮城県立高校の男女共学化を考える(3)妙案登場!?(05年12月7日) 仙台市梅原市長の「仙台一高・仙台二高別学維持」発言に思う(05年11月30日) 宮城県内の公立高校の男女共学化論議を考える(2)歴史(05年11月28日) 宮城県立高校の男女共学化を考える(1)序論(05年10月28日) 宮城の進学率と公立高校を考える(05年9月6日) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.03 08:01:42
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