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2015.04.14
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カテゴリ:東北
14日に新庄駅で「陸羽東西線利用推進協議会」が開かれ、陸羽西線を活用した山形新幹線の酒田延伸が話題となったが、協議会長の山尾新庄市長は、長年秋田県側といっしょに大曲延伸に取り組んできた経緯があることから、両にらみはできないと、延伸を望む酒田市とは共同歩調を取らない姿勢を示した、という報道があった。

つまり、山形新幹線をさらに奥羽本線を使って、湯沢、横手、大曲とのばす構想があること。そして、酒田には陸羽西線を使って新庄から酒田に新幹線を延伸する構想があること。これらのことがわかる。

庄内への延伸は、酒田市が力を入れているが、本間市長の公約とのこと。現在、酒田と山形市は、鉄道で2時間半もかかる。実現すれば、1時間15分程度と、通勤も可能となるのだという。宮城県人の感覚でいうと、仙台と気仙沼の関係だろうか。

新庄と酒田の間55.2kmのミニ新幹線化の概算事業費は350億円。フル規格の20分の1で、高速道路の10分の1の費用。酒田市は、工期は3年で開業できると説明している。(1999年新庄までの延伸の事業費は343億円だった。)

ところで、庄内でも鶴岡市は羽越新幹線や羽越線高速化に力を入れる。羽越と奥羽の2本の新幹線は、1973年の全国新幹線鉄道整備法の基本計画線であり、山形県も、フル規格での奥羽新幹線と羽越新幹線の実現を掲げている(同県のサイト。東京酒田が2時間40分と謳われている。)

酒田市とて県や鶴岡市の羽越新幹線実現には賛成だが、何十年も先の話より現実的なミニの可能性に賭けているようだ。

最初のニュースに出ていた大曲延伸については、湯沢市や横手市で熱意も見えるようではあるが、当の秋田県の議会答弁などでは費用負担を想定してか、だいぶ引き気味の姿勢だ。

■関連する過去の記事
 山形の鉄道建設熱を考える(続)(07年1月3日)
 山形の鉄道建設熱を考える(07年1月2日)





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最終更新日  2015.04.15 21:42:59
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