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2015.08.02
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カテゴリ:宮城
今日が仙台市議選の投票日。ところで今朝の河北新報をみると、昨日午後に青葉区の候補の選挙カーが北山の仙山線高架橋に衝突、運休を含むダイヤの混乱を来したという。

候補者の名前は報道されていない。

今回の市議選では、早々に県警のミスで太白区の候補者の選挙カーが適格だったにもかかわらず許可されないというハプニングもあった。告示後の2日間使えなかったというもので、この件は候補者の名前もしっかり報道されている。

今回は名前を出さないのは、選挙当日であり有権者の判断に影響を与えないというメディア側の配慮か。あるいは、警察が要望したのか。警察としては、認めた選挙カーがなぜ高架橋で引っかかるのかという点を突っつかれると困る、とでも考えたか。

当然、どの候補者のものかを報道すべきだと思う。選挙行動への影響はあるかも知れないが、それは当日だけに限った話ではない。事実をありのままに即時に伝えるという報道の原点を通すべきというだけの話だ。

ある人間、しかも公職の候補者やその関係者が、過失であったとしてもモノを壊して、その上交通混乱で市民に大きな迷惑を掛けている。誰が迷惑を引き起こしたのか、当然伝えるべきだ。問題の高架橋の許容高をよく確認しなかったとか、ドライバーも地域事情を熟知していないとか、警察に認可されたのだから公道はすべてOKと思っていた、とか、いろいろと言い訳はあるのだろうが、当該地区を知る一般の方々はみんな気をつけて走っているのだろう。地区の代表ともなろう人が、迷惑懸けましたと陳謝するのが当然。そもそも公職に関しては名誉やプライバシーへの配慮は後退するのが、民主主義と報道の基本だ。

報道は投票日の後に調整もできようが、何千人の足に与えた交通の影響は先送りできないのだ。

さて、この候補者は事故のあとどうしたのだろうか。選挙カーと事故処理は警察にまかせて、さっさと通常車で次の場所に移動したのだろうか。選挙カーが使えなくなったとすれば、走行しながら市民にマイクで伝えることができなくなったが、それでもどこかでご迷惑をお詫びしているだろうか。

選挙活動と交通事故はいがいとよくある話で、県内でも国政選挙で選挙カーが歩行者に接触したりした。当然、候補者名も報道され、候補者陣営はお詫びしたはずだ。

このような場合、河北新報は候補者名を表示しないのなら、その理由を明記すべきだ。それが報道のあるべき姿勢だろう。





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最終更新日  2015.08.02 07:26:17
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