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2016.02.08
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カテゴリ:東北
花巻には軌間762mmのナローゲージが3本も出ていた。花巻電鉄の2路線と岩手軽便鉄道(釜石線の前身)である。

花巻電鉄軌道線(後の鉛線、西花巻-西鉛温泉)は、車体の幅わずか1.6メートル。マニアの間では有名という。面長の車体となった理由は、自動車とすれ違うことができるように、幅を狭くしたものであり、線路も道の片側に寄せられた。

花巻電鉄には、ほかに鉄道線(花巻温泉線)があった。

軌道線は、大正4年に(前身の花巻電気が)東北本線西側の西公園(花巻川口町)-松原間を開通させ、漸次延伸、豊沢川にそって大正10年には西鉛温泉まで全線開通。大正7年には花巻(後の中央花巻)まで開通して、釜石線の前身である岩手軽便鉄道と接続した。

一方、鉄道線は、盛岡電気工業が大正14年に、軌道線との接続駅である西花巻と花巻温泉の間を開通。翌年には軌道線とともに花巻電鉄に。

軌道線が花巻(中央花巻)で接続した岩手軽便鉄道は、軌道線の先に大正2年に既に花巻(中央花巻)-土沢間を開通させた。その後、軽便鉄道は釜石を目指し、仙人峠まで大正4年に開通。

鉛線は昭和44年、花巻温泉線は昭和47年に廃止。

■今尾恵介『地形図でたどる鉄道史 東日本編 鉄道近代化の足跡を図上観察』(JTBキャンブックス、2000年)を今回も参考にしました。





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最終更新日  2016.02.08 20:23:41
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