・・・なんてことだ・・・
・・・こんな舞台だったとは思ってもみなかったぜ・・・
・・・一体君は何者なんだ・・・すごすぎるじゃないか・・・君の名は・・・
堂本光一!!
帝国劇場に「Endless SHOCK」を観に行ってきた。
ちなみに帝国劇場は、3月でめでたく100周年ということらしい。
この公演、まずチケットが瞬殺ということらしい。
ジャニーズだからと敬遠していたわけではないのだが、どのみちチケットなど取れないので観劇の予定はなかった。
しかし、最近ブログを通して知り合ったバイヤーFBさんのブログを読み「SHOCK」に少し興味を持ち始めていた。
そんな時、一緒に観劇予定だった方が急遽行けなくなったとのことで、ありがたいことに私に声をかけて下さった。
ありがとう!!バイヤーFBさん!!
月並みだがすごいの一言である。
そして、何が一番感動したのかというと、座長、堂本光一さんの、命を賭けて取り組む姿!
そう、文字通り、命を賭けているのである。
あの帝国劇場の客席上空を、ワイヤー1本で、ある時は腕に布をまきつけて、たったそれだけでフライングするのだ!!
私は2階で観劇したのだが、フライングしている時の真剣な表情!!
もし落下したら、彼だけでなくお客様にも被害が及ぶだろう。
絶対にミスは許されない。
2階の客席に着地するシーンがあるのだが(客席前方に着地できる台がある)、バイヤーFBさんによると、全回観た時に足が滑って緊張が走ったことがあったそうだ。
考えるだけで・・・
身震いがする
そのシーンの時に、さーっと係の人が通路を通って行った。万が一の時に支えるのだろう。昨日の公演では綺麗に着地、美しく挨拶してまた颯爽と宙に飛んで行った・・・。
これだけではない。
物語があり、それに沿って進んで行くのだが、堂本光一さんはほとんど出ずっぱり、踊りまくり、歌いまくり・・・。歌は録音してあるものもあったが。そして殺陣も!!
しかも、最後には和太鼓を含めたパーカッションパフォーマンス!!
一体どれだけのレッスンを積んできたのだろう。
3時間半ほどで相当体力を使うと思うのに、それを2公演やる日もある!!
この人の身体と精神力はどうなっているのだろう。
堂本光一という、ジャニーズのアイドルという意識はどこかに吹っ飛んだ。
やはり第一線で活躍するというのは、見えない所での相当の努力があるのだ。
先日観た「ゾロ」のV6の坂本昌行さんしかり・・・。
他のことも書く。演出、照明もとても面白かった。
オープニングでオケピットがせり上がり弦楽セクションのメンバーが見える。
そこからせり下がり、サイドに分かれて演奏していた。
そしてまたオケピスペースがせり上がり堂本光一さんの登場、という始まり方。
物語はオフブロードウェイの話で、大喝采を浴びるカンパニーのリーダーが堂本光一さん、2番手でありライバルが内博貴さん、ヒロインに原田夏希さん、その父親で劇場オーナーに植草克秀さん。
ストーリーは割愛する。
メインキャストからアンサンブルまで見事なダンス。アクロバット専門のチームも入っているようだ。女性がくるくる側転とかバク転とかびっくりしたぞ(^^;)
普通のダンスメンバーだけじゃないことがすぐに分かった。
それにしてもみんなうまい。
ヒロインのリカ役の原田さんは、長身で細くて大変綺麗。ダンスは初心者だろう。
周りがプロなのでどうしても稚拙さが目立つ。
でもだいぶ良くなってきているようで、舞台上で日々成長しているそうだ。
原田さんが長身で堂本さんが背が低めなので、それをネタにしての小話がふっと力が抜けて面白い
植草さん、私にしてみれば少年隊の方が世代なので、お父さん役だけどやっぱりかっこいいなぁ(笑)若者の中にいるので落ち着いた男的な安定感が素敵
この舞台は、目が離せない。
一瞬一瞬が、汗が飛び散り真剣で命をかけている。
堂本光一の階段落ち・・・いいのかジャニーズ、蒲田行進曲ではないか
傷だらけだろうな。
気が抜けない中でふっと、心なごむシーンとかクスッと笑えるシーンがある。
観る方もパワーがいるが、見終わって「おお・・・」と感動をもらえる舞台である。
何にせよ、命がけというのが本当に伝わってきて・・・
感動して思わず終演後パンフレットを買ってしまった2,500円ナリ。
一瞬一瞬を真剣に命をかけて・・・そんなこと私、続けられるだろうか・・・。
堂本光一。あなたはすごい!!
どうぞカンパニーのみなが怪我なく千秋楽まで走りぬけますように