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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
観劇してからもう2週間過ぎてしまった。 紀伊國屋ホールで観劇した「トーマの心臓」。 まずチケットを持ってロビーに入ろうとすると、チケットをもぎる人が制服らしき格好をしており、「シュロッターベッツへようこそ!」と迎えてくれる。 しゅろったーべっつ? 芝居を観て分かった。シュロッターベッツ学院のことで、これから繰り広げられる世界で少年達が生活する、ギムナジウム(全寮制の学校)の名前だ。 オープニングにかかった曲はカッチーニの「アヴェマリア」。もうこれだけで、世界観が分かるというのが選曲の妙だと思う。他にも、シューベルトの「アヴェマリア」、モーツアルトの「アヴェヴェルムコルプス」など、クラシックの名曲が使われるが、どれも、キリストや聖母を連想させる曲だ。 全寮制男子校の、思春期ゆえの清らかさ、不安定さ。 この少女漫画の世界観を今の若い役者さんがよく表現していると思う。 異世界に足を踏み入れた気持ちだったが、なんだかドキドキする非現実的な世界だった。 舞台セットも、一瞬でベットが出たり引っ込んだりして、違う場所になったりする。 おもしろかった!!機会があったらまた観てみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年06月28日 23時37分32秒
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