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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
はい!今は年末です!すっかりブログをご無沙汰していました!
それくらい、日々が充実しておりました。 転勤して気づいた、今まで大変すぎたという事実(笑) まあ来年からまた忙しくなることは分かっているのですが、転勤1年目の様子見期間、色々楽しんでいます。 さて、9月に、ミュージカル「ラグタイム」を観劇しておりました。 だって、石丸幹二さん、井上芳雄さん、安蘭けいさん、こんな素晴らしいキャストがそろうんだもの、内容も知らずにキャストありきでチケットを取ったのでした。 え、ユダヤ人の移民?(幹さま)、黒人ピアニスト?(芳雄くん)、裕福な白人家庭のマザー?(瞳子さん)・・・待て、なんか、「パレード」のトラウマがよみがえってくるのだが(^^;) 「パレード」の感想はこちら♬ うわあああ、帰る時心が重くなるやつか?!と、開演前からおびえる。なんの予備知識もなしに行ったので・・・。 結果。 うん。悲しいよな。 でもこれが歴史であり、この積み重ねが今の世界を作っているのであり、しかし、何も変わっていないという事実にも愕然とする。 最初、自己紹介風に始まる。 え、この人がこれでこの人が・・・と考えながら聴いていたけど、追々人間関係は分かってくる。 マザーの夫の、お父さん、いい人っぽいんだけど。 やはり根底の物の考え方、価値観の違いって、埋められないよねぇ。 移民で貧困で苦労していた芸術家のターテ(石丸)、とあるきっかけで成功し、娘ちゃんともども綺麗なお衣装になって、こちらは良かったと思う。 そしてラグタイムを奏でるピアニストのコールハウス(井上)、ここは悲しすぎる。 ラグタイムは、ジャズよりちょっと前にアフリカ系の方がさかんに演奏していた、リズムに特徴がある曲だそうだ。私も名前は知っていたが、詳しく調べたり聴いたことはなかった。 ひどい差別。人格を否定され、愛する人を殺され。 彼が起こしたこと、その結末、何もかもが悲しい。 主役3人の歌声もさることながら、コールマンの妻、サラ役の遥海さんの歌声が圧巻だったな! あと、アンサンブルの形でめちゃくちゃうまい、ゴスペルシンガーの方がいた!パンフに「ゴスペルグループに所属し」と書いてあるので、塚本直さんかしら? 歌声に圧倒された! ラグタイムって、シンコペーションが特徴だそうだ。つまり、アクセントが弱拍の所に来る。 簡単に言うと、拍手するなら最初の拍にするものだけど、それが2拍目とか、違う拍で手をたたくような感じ?あれ、通じるかな(^^;) これがタイトルっていうことは、この時代に流行った曲ということ、コールマンがラグタイム弾きだったことに加えて、人々の間にある価値観などの「ずれ」というものも表しているのかな、などと思ったのだった。 3ヶ月も経ってからの感想で、面目ない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月16日 09時09分45秒
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