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カテゴリ:放浪日記
おはようございます。
今日の三八上北地方は、薄雲たなびく淡い青空のもと、素晴らしい朝を迎えています。 さて、犬山城からほど遠くない場所に、「国宝茶室如庵(じょあん)」があります。 場所は、名鉄犬山ホテルの敷地内にあり、一般道からは、その敷地をぐるっと迂回するところに、入口があります。 実をいうと、名前だけは知っていましたが、まだ、行ったことがなかったのです。 有楽苑(元の場所が分からなかった)のその一部である茶室が、1972年に、名古屋鉄道によって現在地に移築されたそうです。 国宝指定は1951年にされたとのこと。 この如庵という名称は、一説によれば、庵主、織田有楽斎のクリスチャンネーム「Joan」または「Johan」から付けられたといいます。 うん、そう言えば、「じょあん」って英語っぽいなぁと思っていました。 園内は、竹林に囲まれた歴史ある建物が点在してルートに沿って見学をする形になっています。 草花の類いは少ないのですが、苔生す石庭にアクセントとして年季の入った灯籠といったオブジェが絶妙とも思える配置がなされています。 陳腐な表現ですが、「絵になる」構図なんですよね。 茶室の建物もどこかしら左右非対称のアンバランスな構成なのですが、不思議と違和感を感じさせません。 いや、それどころか、「ある種の心地良さ」を感ずることができました。 先人が極めた「わびさび」の世界を体現したとも云われる茶室内の小宇宙に身を委ね、黙想すれば、普段では得ることのできない、何かしらのインスピレーションを感ずることが出来るのかも知れませんね。 茶道に興味がない方についても、一度は訪れてみる価値は十分に有ると思います。 問題は、ここへ行くアクセスなのですが、るるぶ等の旅行案内ガイド等を見ても、分かりづらい説明となっているようです。 おそらく、ここを訪れる多くの方々は、私と同様に到着するのに四苦八苦されているのではないかなとも思います。 かと言って、タクシー等を利用するにも犬山城から歩いていける所でありますのでご持参されてるスマホ等のグーグルマップ等の地図案内ソフト等を活用されて下さい。 日によっては、茶道に関するイベント等も不定期に催されているようですので関連サイトに事前にお調べになられたら良いと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.04 23:57:03
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