こころをあたためる部屋

淀川高等学校　吹奏楽部の
吹奏楽コンクール全国大会金賞を勝ち取るまでの
昨年一年間の軌跡を追った番組が
ギャラクシー賞という賞を取ったということで
スペシャル番組が放送された。

全国大会は普門館ってところで行われていたのですね。
（今年は改修工事の為別の場所ですが）
（それに私が高校生だった頃から普門館だったのだろうか）

しばらく忘れていた「表現する」ということに対する熱意が
少しではあるが沸いてきた。
忙しさとケチケチ根性で
今回も実現せずに終ってしまうのでせうけれど。

指揮者と演奏者たちが一つになると
不思議なパワーがあふれてきて
いつもとは違うすばらしい表現ができることがある。
それが大切な舞台の時だったら
ものすごく大きな感動を味わえるのだろうな。

コンクールで演奏したあとの淀工の生徒たちの涙は
まさしくそれだったのだと思う。

全日本吹奏楽連盟吹奏楽コンクール
静岡県中部地区大会
私の通っていた高校は一年生から全員が参加した。

このコンクールは全参加校に
金賞・銀賞・銅賞のいずれかの賞が与えられる。

成績は

１年　銀賞
２年　金賞
３年　金賞

金賞でも県大会に出場できない金賞だった。
でも金賞が取れたこと　
嬉しかったな。

私は本番が苦手で
「舞台の上では音が小さくなる」
といつも隣で演奏していた友達に
ズバリ指摘されたことがある。

彼女は「練習の虫」で
朝、昼、夕と暇があれば音楽室付近で練習をしていた。
私も彼女に倣って
朝は３０分前に登校し練習
昼休みも気が向けば音楽室に向かっていた。

３年生の定演が一番最後の演奏だったけど
終ったあと
彼女に
「今日は音が良く聞こえたよ」
と言われた。
＜３年間良くやったなぁ。。＞
と私自身も思った。

最後に・・
「ロングトーンは基礎中の基礎」
大切なものだな・・
と２Ｃｌａの彼の音がきれいになっていくのを聞いて
切実に思った。