《 紅の豚 》 宮崎駿 監督作品
やっぱり豚さんカッコいい~。夏のアドリア海へ飛行艇で行って参りました。「飛ばねぇ豚はただの豚だ・・」もうずきずき来ますねセリフが・・・。少しこの《紅の豚》について調べると、宮崎駿監督は「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画」という事を演出の覚書に書いていたそうで、まさにその通りの作品で、これをみて励まされる方も未だに多いかと思います。1992年の7月に公開だったようで、「魔女の宅急便」の翌年らしいのですが、お子様向けではなかったので、観てない方も結構おられるようです。またはじめは日本航空の機内上映用だったみたいですね。調べると観てるだけじゃないこともわかるものですね。個人的には毎年一度は観ているはずなので10回くらいは何らかの形で、アドリア海に旅していることになるかと思います。基本的にはなーにも知らなくても充分作品の世界ののめりこめます。どうなんでしょう、個人的な趣味もあると思うのですが、宮崎駿作品の中では、この「紅の豚」と「カリオストロの城」が双璧をなすのではないかと思うのですが・・・。登場人物のポルコ・ロッソ(マルコ・パゴット)もマダム・ジーナも勿論とにかくカッコいいのですが、愛すべきキャラクターがまた可笑しいのです。何度みても笑えます。とくに笑えるのは、単純な「マンマユート団」(ママ助けて団になるらしい)が、船を襲って、金貨と人質をとる時に部下に「全員連れていくんですかぁ~」と聞かれてボスが「仲間はずれにしたら可哀想だろっ」誘拐した15人のちっちゃいレディにかき回されるところとか、もうキュートで笑えます。おじさんのキュートさも良いなぁ。まぁ、私も少し大人になりましたので、今回はDVDを購入いたしました。これでいつでも観ることが出来ます。特典映像もあるようなので、また時間のある時に観たいと思います。いつもDVDを買うと、息子が「僕が保管しとくから」と言って、自分の所に持っていくのですが、今回のはもう10年来の恋人みたいなものなので、しっかり隠しとこうとおもってます(^^)V。